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2017-08-17

2017年8月17日(木)[曇り][晴れ]    それでも走らないより良いかな


お盆の忙しさに落ち着かない日々でしたが、そうも言っていられません。クラブランでツーリングが目前に迫っているのです。力の衰えを痛切に感じているこの頃ですのに、走らなければなおのこと、体が鈍るばかりです。でも時間を掛けてじっくりという余裕もないので、僅かでも体を動かしておくことにします。お花見ランでよく走るコースですが、結構な坂道のある国府団地の中を走ります。


8時05分。朝の街並みは人影も少なく、時折見える人も今日のスケジュールの準備でしょうか、そそくさと家の中に入ってしまいます。お盆明けのこの時間に自転車に乗って遊んでいる人など居ないですよね。曇り空の中を団地の道を行きます。一番高い所まで調子の出ない体調のまま上り詰めました。そして下り切ると間もなく“林泉寺”に着きます。8時25分。4,8km。昔と違って、今はもう簡単に境内に入ることは出来ないのですね。


しっかりと塀に囲まれて、ゲートの入り口を通過しないと、入ることも見ることも出来ないのです。ランニングの人がゆっくりとしたペースで、駐車場辺りから出て行きました。雲が切れて日差しが降り注ぐようになって来ました。夏の日差しですから、やはり暑いです。さあ次は“春日山神社”下の階段を目指します。以前に比べれば新しく出来た道は、バスも通れるほどの道幅もあって、かなり緩やかなスロープになっては居るのですが、ボクにはやはり簡単ではありません。


ゆっくりしたペースで辿り着きました。8時35分です。5,5km。汗を一杯かいています。こんな朝ですが、駐車場には数台の車が停まっています。そして目の前の一直線に上がっている階段は、いつ見ても「長い階段だなあ!」と思わされます。136段には訳があるようですが、ボクにはよく分かりません。次に行きましょう。ここを下って“正善寺ダム”を目指します。下り道は楽チンです。


ブレーキを信用して適当なカーブを楽しみながら、下っていきます。下りきる直前に、上ってくる赤いシャツの集団が見えます。もっと近づくとその集団は、通学用の自転車に乗った女子(中学生?)達3名でした。赤いのはお揃いのTシャツです。すれ違ったのでその後のことは分かりませんが、この道は脇道がないはずですので、ママチャリで春日山を目指して行ったのでしょう。部活でしょうか。


若いって凄いなあ!煩わしい“春日山町”交差点を通過して岩木方面へ向かっています。道路工事中の箇所がありました。交通整理員の人の親切な誘導で通過すると“上教のグランド”の横を通ります。グッと人家がまばらになって、アブラゼミの合唱が大きく聞こえて来ます。いよいよ正善寺集落になります。いつもひっそりとした心安らぐ風情の集落は、県道200号線に沿って家並みが続いています。


“中正善寺”を過ぎて“下正善寺”も集落が途切れると、道の勾配が一気にキツくなります。途中上から下ってくるサイクリストがいます。会釈のタイミングを計っているうちに、一気にすれ違い走り去って行ってしまいました。「挨拶も出来ないで!」と内心で思いながら、ー踏み一踏みのペダリングを続けます。間もなく上り詰めるかな、のタイミングで音もなしにレーサーにのった若い男性が、すっすっと追越していきました。


あれっ、さっき下っていった男性だ!坂で練習なんだな。「声ぐらい掛けろよ!」と又思いながら、やっとダムの水が見える所まで、辿り着きました。彼はどこへ行ったのかな?見えません。9時05分。12,9km。日陰でメモ帳にボールペンを走らせます。息が弾んでいるせいか、立ったまま書いているせいか、いつもメモ帳の字はきれいに書けません。ダムの水はかなり水かさが高いように見えます。


雨で十分蓄えられているのでしょう。そしてダム周囲の樹木を映して、水の色は一面グリーンです。グリーンの水面が優しい風に吹かれて、さざ波を立てています。静かです。どこから来たのでしょう。顔を上げると直ぐ近くに、先ほどの若者がゆっくりボクの方に自転車で近づいてきます。「速いですね。何本走りました?」「3本です。」笑顔を見せました。「これから仕事ですので、帰ります。」「お疲れ様でした。」走り去って行きました。ボクも帰ることにします。アブラゼミに混ざってニイニイゼミも夏を謳歌しています。


ダウンヒルの所為もあってか、帰路は脚が楽になっています。30分くらい過ぎないと、体は調子が出てこないんでしょうね。全然速くは走れないですが、脚が楽になるのって、快適です。家路へのコースは最短コースを選びます。でも出来るだけ大通りは避けています。9時42分。帰宅です。走ったうちにならない距離ですが、25kmで終了です。ヤッパリ暑いワ!

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2017-08-04

2017年8月3日(木) [曇り][晴れ][晴れ]      今日もイイ天気!


昨日遅まきながら今年の“梅雨”も上がったと言います。「待っていました」とばかり、昨日からお空は30℃を軽々クリアしていきます。今日はそれでも予報では最高気温が31℃ほどと言う事で、特に午前中は曇ベースで30℃にはならないようです。行きます。でも行き先が決まりません。海辺よりも山側が好きなんですけど、あんまり山奥にも行きたくないし・・。どこへ行こうかな~!っと。今日も暑いし、お手軽にあそこにしよ~っと!


決めました。もう何回となく行っている“桑取りゆったり村”往復45kmほどです。山道ではありますが、民家も続いていますし、車も適当に通ります。8時自宅を出発です。海岸道路を西に向かって走ります。走り出す前までボクの体はグテッとしていた割には脚が回っています。調子良いのかな。そんなわけ無いはず。ナンダ追い風だったんです。海水浴場には既に遊んでいる人達が見えます。走っている道の脇には“ひまわり”がきれいに並んで咲いています。


そして崖崩れをした場所では、ブルドーザーが工事中という事で、現場に置かれています。
郷津のフィッシングセンター前を通過します。5km地点です。朝から釣り客が来ています。今日はボクの“一人ラン”ですから、コンビニにも寄らないで、又長浜住宅街にも入らないで、そのまま国道8号線の歩道と共用の“久比岐サイクリングロード”を行きます。街並みのどこかで向かい側に渡らなければなりません。


街外れに近い所で、信号機のボタンを押しました。どんどん通っていた車達が信号機一つで停車します。大型トラックの前をボクの自転車が渡ります。何だか申し訳ない気がします。さあ、ここからは車道と完全に分離された、歩行者と自転車のためのサイクリング道路です。いきなりトンネルに入ります。寒いほど外気との気温差があって、自然の不思議を感じます。抜けますと間もなく有間川の交差点です。


地名は“有間川”ですが、流れている川は“桑取川”です。ここまで約10km。8時40分です。いよいよここからシーサイドを離れて、山道コースに入っていきます。最初からセンターギヤで行くことにします。未だ風は海風のようで、背中を押してくれます。アブラゼミやヒグラシが今こそ我が世と鳴き競っています。小さいアップダウンを幾つも超えて、次第に里山の風情に入っていきます。目的地も近づいて来ます。


水分補給と汗ふきのために何回か休憩を入れましたが・・。後4~5kmかと思われる地点で、心臓の鼓動が早くなって、「これってもしかしたら、熱中症?」日陰で少し休み、ボトルの水を十分に体に取り込みました。そしてゆっくり走ってみます。変化はありません。後で考えますと、単に上り道での心臓の鼓動だったのかも知れません。桑取川の流れは多くの水量ではなく、静かな感じで流れています。


桑取小学校跡地を過ぎたところで、“かみえちご山里ファンクラブ”の建物があります。2人の女性がボクを見つけて「こんにちは!」と声を掛けてくれました。開放感のある人達です。慌ててボクも、声が間に合わないので首を縦に振るのが精一杯の挨拶になりました。(恥ずかしい)あまり車も通らない静かな里山の道を静かに走ります。まだアジサイの花が咲いています。アジサイって6月の梅雨時の花かと思っていたのですが・・。


横畑に着きました。ここを左に曲がると目的地“ゆったり村”です。ここまで来て気がつきました。そう言えばゆったり村って木曜定休日だったよな。別に入館するわけではないのでお休みでも良いのですが・・。玄関前に着きますと案の定、目の前の駐車場にはほんの数台の車しかありません。建物の玄関も中が暗くて、いかにも休館日という感じです。3段ほどの石の階段に腰を下ろして汗を拭きます。


9時30分です。ここまで21,4km。以前には木曜定休日だとは知らず、家族連れでここまで来たものでした。玄関前に来て「あゝ、お休みなんだ!」と戻ったこともありました。建物の中から白い半袖のYシャツを着たおとうさんが出て来ました。「木曜日はお休みでしたね」「イヤ、やっていますよ。7月8月は休みなしです」えゝ、そうだったんだ。外が明るすぎるせいか、中がいかにも暗いお休みモードに見えたものでした。


(失礼しました。)玄関前は日陰ですし、体をすり抜けていく風が涼しくて、気持ちが良いですね。キリギリスの鳴き声が聞こえて来ます。顔の汗が引きました。背中は汗が染み込んだインナーが張り付いて、帰宅してからのシャワーの楽しみです。9時37分。帰りましょう。来る時のじっくり眺めていた景色が、今度は反対向きの景色になって、かなりのスピードで後ろに飛び去って行きます。


下り道になると舗装の痛みが体に強く感じます。小さく体を左右に傾けながら、コース取りをして走ります。10時07分“谷浜公園入り口”です。公園の丘に上がったところで、反対から上がってきたサイクリストと対面する格好になりました。どなたか分からないまま会釈を送ります。相手も応じて会釈を返してくれました。すれ違いの寸前、真横に並んだ時点で相手の方がぐるっと回って、こちらに並ぶ格好になりました。


おゝ、この春からレーサーに乗ってくれています警察官のSさんでした。「頑張っていますね」「今、ゆったり村まで行ってきたんです。未だ少しでも日差しの弱いうちにと思いましてね。Sさんはどちらまで行かれますか」「糸魚川往復しようと思っているんですよ。どの位時間が掛かりますかね?」「時速30km以上でしたら2時間位で帰れると思いますよ」「そりゃ無理だ」「気をつけて!」「じゃあ!」


10時20分。33,8km。海を見下ろせる谷浜公園展望台(丘)に居ます。斜面の広場でおじさんが、芝刈り機を使って伸びた草を均一に刈り込む作業をしています。軽快なエンジンの音と共に機械の通った後は、きれいに縞模様が出来ています。下から右横にそして左折して丘の上までコンクリの広くはない道が出来ています。今までなかった道です。草刈りのおじさんに「ここは何ですか?」「車椅子の人のスロープですよ」


「あゝ。ここ自転車で上がっても良いんですか?」「それは構いませんよ」でも今日は歩いて高いところまで行きます。いつ来てもいつ見ても晴れ晴れしますね。やはり高いところが好きなんですかね。人間って。(いやボクって)心をいたわった後、家路へ着きます。今度は長浜の街中を通るコースで8号線に出ました。信号機のボタンを押して横断歩道を渡りますと、もう後数キロのペダリングでゴールです。


郷津海水浴場で一生懸命呼び込みをしているおじさんが居ます。「暑い時が勝負」と言う商売もあるんですね。みんな一生懸命生きているんですね。頑張って下さい。新しい水族館を建設している現場を過ぎます。ここでも汗を流して大勢の人達が働いています。程なく街中に入りました。ウイークデーの木曜日ですが、街中は静かです。11時。帰りました。走行距離は44,5kmでした。「さあ、シャワーだ。シャワーだ!」

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2017-07-22

2017年7月20日(木)[晴れ][晴れ] 熱中症ってどの位我慢するとなるんだろう


やっと乗れる時間が出来ました。どうしても今日は乗るんだから!それにしてもどこを走ったら快適なんだろうか。少しでも涼しい所と思って「○○を走ろうかな」と標高の高い所を言いいますと、「山は熊が出るかも知れないよ」とカミさん。「そんな事は滅多に無いし」と思うのですが、ほんとに出くわしたらイヤだし・・。近くの平らな道は景色が見慣れていて新鮮味が無いし。


うん、しばらくぶりにあそこへ行こう! 7時50分。車に自転車を積んで“カーサイクリング”の始まりです。全国どこへ行っても今、豪雨でなければ猛暑です。新潟県上越地方にも“熱中症厳重警戒”注意報が出されています。上越の今日は予想最高気温34℃です。「高齢者ほど注意をして下さい。」としょっちゅうテレビラジオで注意を呼びかけています。こんな日にサイクリングなどしても良いのでしょうか?


暑さをどこまで我慢すると熱中症になるのかな?“水分補給だけは小まめに”を、忘れない様にしましょうか。車が着いたのは8時30分。ここは“日本海フィッシャーマンズケープ”です。ここから今日のサイクリングが始まります。行き先は、以前の“初心者サイクリング”で行った事のある“広田鉱泉”です。柏﨑郊外の道をたどると、静かな山里にひっそりと存在する、ひなびた温泉があるのです。


そこを目指します。もうかなり以前に行った所ですから、道の状況など忘れてしまっています。そんな新鮮味もあってかなりウキウキ気分の木曜サイクリングです。いきなり国道8号線は緊張です。朝から国道8号線はやたらに暑いです。ここから柏﨑方面へは、結構なアップダウンの道で、どうもギコチないハンドルさばきで、快適サイクリングにはほど遠いスタートです。


8時55分。鯨波交差点です。クジラの地下横断道がある所です。バンバン車が走る国道を信号機で横切り、嘘の様にグッと静かになった県道73号線に入りました。“鯨波 宮川線”です。静かで平坦でのどかな道を進みます。でもそれも束の間、じんわりと登り坂になって来ました。目に見える訳ではないのですが、林の直ぐ右に“北陸自動車道”が走っているらしく、車の走る音がよく聞こえます。


ボクが走っている道の左側は日陰が多く、これはラッキーです。朝から非常に暑いのに上り坂で又汗かきです。家の庭には“ストレチア”かと見間違えるほど鮮やかな、オレンジ色の“グラジオラス”が暑い日差しに負けじと咲いています。ゆっくりゆっくりと坂を上ります。日陰が途絶えると、降り注ぐ太陽と照り返しが強烈に来ます。努めてボトルの水を喉に流します。約5,5km地点で一度下り始めました。


ヤッタ!下りだぞ。と思ったのは早とちりでした。再び上ります。9時15分。7,0km。今度こそ下りです。ホッと出来る快適ダウンヒルですが、ナント1,7kmで下りは終わりです。わずか3分の喜びでした。平坦な部落に入ります。家並みを走ります。カンカン照りです。一寸“熱中症”の不安を感じます。別にどこか体がおかしいとも思いませんが、どこまで我慢をすると身体に異常が来るのでしょうか。


未体験ですから何となくの不安を感じます。“新潟産業大学”の前を通ります。また少しの登り坂があります。越えて間もなく、出ました“安田”の交差点です。9時40分。14,1km。R291を右折です。そして“北条”からは県道72号線に変わりました。ずっと道や佇まいが、ローカル色になります。いいですね~!人影も少ない通りですが、たまに出会うおかあさんやおとうさん達の顔は「どこから来たんだね」とか「ご苦労ご苦労!」とか言いそうな、温かさが感じられます。


9時52分。17km。“北条駅”小さい可愛い静かなローカル駅です。でもJR信越線ですけどね。小休止します。駅は無人です。ホームまで出て記念に写真を一枚撮らせて頂きました。キリギリスが鳴いています。更に行きましょう。線路と平行した道路です。後ろから電車が来ました。カメラを出している間に通り過ぎて行ってしまいました。かなり老朽化した車両に見えました。悲しいような美しいような気持ちで見送りました。


10時15分。22,3km。“越後広田駅”に到着です。ここも誰も居ません。丁度今度は反対方向から、つまり長岡方面から柏﨑方面への列車が入って来ました。停車した車両には“直江津行き”と書いてあります。一人下りて来ました。70才近いおかあさんです。「教えて下さい。広田鉱泉はどう行けば良いのですか」「あゝ温泉ですかね。どっから来なしたですね」「直江津です」「」そうですかね。そりゃ温泉の社長、喜びなさるわ」


あまりに大雑把な案内で、方向だけは分かった気がしましたので、「分かりました。有り難うございました」と言って別れました。ですが中々行った道は見つからなくて、どうでも良くなって、「別に温泉に入りに来たわけではないし・・」それにしても看板ぐらいあると思ったけど、何もないんですよ。駅前にも地図もないし。もっとしっかりと地図を用意しておけば良かったんだな。


ガーミンのナビ機能が付いたメーターを忘れて来たのが、少し残念に思ったものでした。(ほんとはそれほど残念には思っていませんが・・。)では、後ろ髪が引かれる思いもなく、帰り道にします。10時25分。来る時よりも帰りの方が早く感じます。キリギリスに見送られながら、北条を過ぎて安田に来たのは10時45分。30kmです。交差点で一服するのに丁度良い信用金庫の建物が・・。冷房の効いたATM室で体を冷やしましょう。


少しほてりが静まったかと思って外に出ますと、一気に真夏の暑さです。この時点で未だ“熱中症”になっていません。往く時に見ていて気になっていた“夢の森公園”が、産業大学の隣にあります。建物があります。入ってみることにします。建物はほんの入り口で、広大な公園の敷地には自然の状態を遊ぶと言う考えで、池があったり小川があったり丘があったりして、色々体験しながら学べる自然公園なんですね。


受付のお姉さんに説明を聞いて、未だどなたも居ない体育館のような建物の一部にある、喫茶コーナーへ。お勧めの“ミルクソフト”を頂くことにします。濃いミルク味のソフトクリームで、休憩方々お腹から体温を下げてくれます。11時00分。さあ、行きましょう。来る時の下り道は、今度は上り道になるんですね。わずか3分ほどのダウンヒルだったはずなのに、上り道のナント長く感じることでしょう。


およそ往復45km前後だろうから、逆算すると後6kmかな?ボクの場合上り道は急いでは駄目なんです。ゆっくりでも絶え間なく進みます。踏めない重さではありません。アブラゼミが複数で鳴き競っています。暑さに拍車が掛かります。ようやく上り詰めたようです。とうとう今日もインナーギヤを使わないでクリアしました。下り道はほんとに楽ちん楽ちんです。鯨波の集落を通りすぎます。喧噪の8号線が見えてきました。


左折して大型トラックが行き交う道の端っこを、エッチラオッチラ上ります。道を横断すると、スタート地点のそこが今度はゴールとなる建物が見えます。11時55分。44,5km走りました。いくら言ってもどうしようもありませんが、ナンテ暑い日なんだろう!車のエンジンを掛けると共に、何はともあれエアコンを22℃にまで設定します。それから帰り支度に掛かります。“炭酸ビタミンジュース”が喉に染み込んでいきます。フ~!


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2017-06-30

2017年6月29日 [晴れ][晴れ]    望みは高く、でも現実は厳しい!


相変わらず午前中だけ自由時間のボク。なのに無謀にも「“野尻湖”へ行って来るよ」と8時になって家を出ました。何となく、割と気楽に行って来られそうな気がしたのです。何の勝算もないのに・・。今日も関川河川敷の左岸を中央橋目指して走ります。一日中“曇”の予報とは裏腹に、かなり日差しが降り注いできました。直ぐに汗ばんで来ます。日焼け止めクリームも塗ってきませんでした。どうしよう・・。


国土交通省の黄色い車が、土手の法面の草刈り作業の準備をしています。普段車の乗り入れを禁止しているので、滅多に見ないここでの車です。この時期目に付く花もない、どこを見ても緑一色の景色の中を、割と快調に走ります。8時28分。9,2km。河川敷道路から一般道路に出ました。中央橋を鴨島方面に向かって走っています。そうかこの快調さは北風で追い風だったんですね。ヤッパリ!


間もなく子安交差点になって、いよいよ国道18号線に出ました。8時38分。11km地点です。道幅が広くて路側帯もしっかりありますから、走りにくい事はありませんが、やはり緊張感が違います。車の平均速度が高いです。9時12分。21,8km。“新井道の駅”です。暑い!そして熱いです。今日は28℃にもなる様なのに、ボクは日焼け防止の長袖のアンダーシャツに、夏用のロングタイツなんです。


年齢と共に、肌が乾燥するから日焼けしてはいけないのだそうで・・。デリケートなボク!ここまでは何とか普通に来たつもりですが“志”の交差点を過ぎると、いよいよ上り坂が待っています。ここまででも、かなり暑さで消耗しています。それでも先週“南葉山”を上っている所為か、センターギヤでのペダリングを続けています。長い長い上り道がこれからもっともっと続きます。9時38分。26,3km。藤沢除雪ステーション。


ここには今はトイレは無くなりました。一息入れて再び進みます。9時58分。29,8km。水分補給が激しい所為か、広~い駐車場にあるトイレをお借りします。未だここは中郷区のようです。日本最大級の除雪機関車が置いてあります。少し走っては休み、又走っては休みを繰り返しながら、徐々に標高を稼ぎます。何回も休憩しなければ脚も水分も保ちません。10時21分。32,6km。“関山”交差点です。お腹が空いてきました。


持って来た“一口羊羹”をお腹に入れます。最初の元気はどこえやら、やたらに疲れます。10時40分。34,8km。“トマト”です。人気の農産物直売所ですね。ここでも休憩。テントの日陰にいると、北風が気持ちいいです。今日はとても“野尻湖”は無理です。久しぶりに“妙高高原駅”に行ってみる事にします。ボクの目標はあっさり変更です。そんなに野尻湖は近くなる訳がないですよね。


18号線“豊橋”から左折して、駅に向かって下ります。こんなに下ったかな?と思うほど、結構駅まで距離がありますね。1kmはあります。11時15分。40,3km。“妙高高原駅”に到着です。かって温泉観光地の玄関口としてで賑わった“田口駅”の面影とはかなり雰囲気が違う様に思います。みんな車を使って直接ホテルに行かれるんでしょうね。駅前にあった大きなお土産屋さんが、2軒とも無くなっています。


“石田屋”さんのあん餅や笹寿司は今でも覚えています。時代はどんどん変化して行くんですね。と思いにふけっていた直後に、“香風館”と書かれたマイクロバスが、駅前に横付けに停まりました。時をおかずに、今到着した電車から降りた、10数人の団体さん達が、今度はこのマイクロバスに乗り込みました。皆さんかってのお母さん達ばかりですが。女性は団体行動が苦痛では無いんですね。男性は・・?


観光客の駅利用者は少なくなって、かっての賑わいは無くなったとは言え、未だ未だ玄関口の役目も担っているんですね。駅外のベンチに腰を下ろして疲れを癒やしていると、涼しい風が体のほてりを冷やしてくれて、快適です。ここまで来た理由はもう一つ。AIOLOSの会員さんのお店に寄る事です。食堂“十五家”さん経営のKKさんの所です。上越へ戻る道になりますし、左側ですので国道を横断しなくて済みます。


お店には11時45分頃に着きました。42kmです。時間も丁度の“ランチタイム”です。お店の前に自転車を立て掛けていると、ご夫婦でお出迎えしてくれました。「どうしました?」「野尻湖へ行こうと思って出て来たんだけでど、力尽きました。」「今日は蒸しているからね」「いやあ、疲れました!」未だボクが最初のお客らしく、好きな位置のテーブルに座りました。体が火照っているので、“冷やしラーメン”の注文です。


出来上がってくる前に、冷たいお水とアイスコーヒーが体に染み込んでいきます。自転車のお話だけで無く、色んなお話の中でご主人は「もう8月でこのお店も止める事にしたんですよ」と。「タイミング的に丁度良い機会なんです」ボクより若いのに先に止めるなんて、何だか先を越された感じで小さい衝撃です。色々考えさせられます。12時15分。さあ、帰らなくちゃ。お見送り頂いて、サドルに跨がりました。


帰路は基本ダウンヒルです。ルンルン気分で軽く考えていましたが、よく考えると家まで未だ40km程あるんです。とても午後一にカミさんのお供は出来ませんね。事故の無い様にそれでも精一杯走りました。13時20分。69,4km。子安交差点です。来た時と同じ道を逆走します。河川敷の道は障害物がないだけ、北風が今度は邪魔になります。中々快適に走ってくれません。


幾つかの橋を潜って、ようやく黄色のアーチが見えてきました。13時55分。77,1km。“謙信公大橋”下で、息を整えます。朝、草刈りの作業を準備していた土手は、きれいに刈られて、斜面が平らになっています。そして概ねホワイトグレー色した大きな建物が近づいてきます。7階建ての屋上には機械室でしょうか、更に高い壁があって、そこにはっきりと“新潟労災病院”と緑の文字が読めます。


クランク状に曲がった道を走ります。病院の裏手を走る事になります。入院しなければならなくて、今この病院で窓から外を見ている人がいれば、「早く自分も元気になって、自由に行動したいなあ」と思う事でしょうね。誰でも長い人生には病気で患う時もあるでしょうから「しっかり治療して早く元気になって下さい」と思いながら走りました。今日も又疲労困憊。やっとの思いで14時09分。80,5km。家に辿り着きました。


風呂から上がって鏡を見ると、鼻の頭が赤くピカピカしています。こんなお天気になるとは・・。でも一つ満足している事があります。今日はインナーギヤを使わなかった事です。ボクなりの小さい満足です。

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2017-06-22

2017年6月22日(木) [曇り][晴れ] 時間が無い時は・・


家庭の仕事の一週間分をこなすのが木曜日で、今日も色々スケジュールがある様です。昨日から梅雨入り宣言をしたにもかかわらず、今朝は雨も降っていないし、何より先週の久しぶりランの後の疲れ方のひどいのに、かなりのショックを受けたので「乗らないと!」の思いが強くボクにのし掛かっています。人間の体って直ぐ衰えるんですね。どうしても今週も乗らなければ・・! 時間が無い時のボクの定番コースは、あそこです。


そう、“南葉山”ですよ。それも自宅からではなく、金谷山BMX駐車場からのライドと言う、極省エネプランです。8時42分。金谷山からペダリングの始まりです。“向橋”を右折し“灰塚・熊野神社”をもう一度右折しますと、南葉山へのヒルクライムコースに入ります。スタート地点はAIOLOSのクラブイベントで何回も“南葉山ヒルクライムレース”のスタートにしていた資材置き場の前です。


金谷山からここまで2kmちょっとあるんですね。屈伸運動をしたり、ボトルの水を口に入れたりして、切れの良い時間になるのを調整します。左手側は資材置き場ですが、右手側にはアヤメの花壇になっていた筈なんですが、今はそれは無くてアジサイの花が自然に咲いている様に見えます。おじさん草刈り機の音を鳴らしてウイーンウイーンバリッチーンとお仕事中です。草って猛烈な繁茂力なんですね。


8時50分。やおらスタートします。センターギヤと5枚目位の後ろギヤを踏み始めます。それも束の間。直ぐに後ろギヤを使い果たしてしまい、とって置きたい秘蔵ッ子のフロント“隠しギヤ”インナーギヤをあっさりと使う事になりました。少しでも脚に余裕が出来ると、後ろギヤをスーパーローギヤから1枚でも2枚でも小さいギヤに移しておきます。先週走っておいた所為か脚には力がある様な気がします。


でも呼吸がつらいです。息切れになりそうで、口呼吸が激しいです。口が、喉が渇きます。中間地点近く、3,2km付近。ここは今でこそ普通の林の中の道ですが、以前にはこの右手の林の中は、あるモーターバイクショップのモトクロス練習場があった所です。そんな事を思いつつ先に進みます。どうにも喉が渇きます。ボクとしては珍しく(!)ペダリングを止めてボトルの水を喉に流しました。


水分補給で少し息を回復して踏み出すペダルは、何か凄く快調です。それも束の間。再びあえぎ喘ぎの走りになります。3,5km辺りで後ろから若いサイクリストが、力んでいない走りですが、均等なケイデンスでボクの横を走り去って行きました。追いつかれる一瞬早く、気づいたボクの横向きの顔と青年の目とが合って、「あゝ、ウチャ!(コンチハ)」「・・ざいま~す(オハヨウゴザイマ~ス)」と声を掛け合いました。


一度下りに入る手前の高い所まで頑張ってきましたが、再び給水です。2度も足を突いたのは初めてです。スタート時には曇っていた空は、直ぐに強い日差しが照りつける空になって、その所為もあってでしょうね、やたら喉の渇きが気になります。ここまで道端にはほとんど咲いている花も無く、その代わり顔の周りをうろつく羽虫も飛んでいません。これはラッキーと言えるでしょう。時折けたたましい鳴き声の鳥が羽ばたいて行きます。


下りきって交差点を右折しますと、もう後1,5kmです。一人黙々と進んでいると、自転車って静かだから、「熊でも出てこなけりゃいいが」の恐怖心が沸いてきます。こっちから来たらこうやって自転車ごとぶつけて逃げようか。とか、この小さいバッグを外して遠くに放れば、そっちに気が向いてボクを襲って来ないかも。とか、かなり真剣に考えながら進んでいきます。こんな時には車が音立てて走り抜けて行かないかなあ。何て・・。


5,7km付近で先ほどボクの横を走って行った青年が、下りて来てすれ違いました。再び目と目で会釈をして一瞬の再会を確認したものでした。疲れ切ってペダリングに力が入らない状態で、1mずつ進みます。早く着いて又水を飲みたいよ~。と心の中で大声を上げています。今は使っていない“テニスコート”を左に見ながら、最後の急カーブに入ります。あと300mあと250m。


がっくりスピードが落ちてふらつく自転車で、ようやく何とかゴールしました。9時55分。65分も掛かっています。息も絶え絶えで舗装路にひっくり返ります。ここは又大きめのアリが沢山歩いています。起き上がって水とチョコを口に・・。「あ~、うまい!」見下ろす景色は主に高田の街でしょう。今年も南葉山に上がったには上がったけど、60分以内に着きたかったです。未だ未だボクの本来の体調ではないですよ。


それにしても日差しが暑いです。そしてボクの体も熱いです。息も収まりましたから、下りにします。10時22分。スタート地点まで下りきりました。10時30分。金谷山BMX駐車場に帰り着きました。今日の走行距離は約19km。短時間高負荷運動でした。証拠に体重計で悲願の70kgを切ったのです。何年も掛かって減量を心がけて来たのですが、中々70kgを切れないでいたのです。お昼ご飯をどうしようかな?

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2017-06-16

2017年6月15日(木)  [晴れ][晴れ]     8月の下見ラン

約1ヶ月も自転車に乗っていませんでした。5月下旬の“第21回センチュリーライド上信越”の準備とイベント後の後始末。そしてここ2週間ほど晴天に恵まれなかっ木曜日。久しぶりのサイクリングは一寸ぎこちないライディングに感じます。朝から眩しいほどの日差しの中に、サドルにまたがったボクは入っていきます。やはり脚を中心に、体が柔軟で無いことを感じます。直に良くなるだろうとは思っているのですが・・。


関川河川道路の今日は右岸を走っています。こちら側の道も久しぶりです。ここの所左岸を走ることが多くなって、今日の右岸側から見る景色の新鮮なこと! すっきり見える妙高山は、やや残雪の白い部分が少なくなって、隣に見える火打山の真っ白な景色とは、対照的とさえ思われます。秋の空の様な澄み切った濃いブルーではありませんが、スカイブルーに白濁の皮膜が掛かったような春の晴天です。


川原の生い茂った茅や雑草などの草むらから、鳥の鳴き声がけたたましいです。やがて黄色のアーチが見えてきました。謙信公大橋です。河川道路の両脇の法面には黄色いタンポポの花が一斉に咲き揃って、今走っている道が特別な人が進む“カーペットロード”の様です。8時38分。3,7km。謙信公大橋。この橋は“土木学会田中賞”を受賞していると書いてあります。ふ~ん!田中賞って何だろう。きっと良い橋なんでしょうね。


ここから一寸の間、緊張感を持って走ります。車の混み具合が違います。今上越市で一番人の集まる場所なんではないでしょうか。信号機に従って左右キョロキョロしながら通り抜けます。程なく田園風景になりました。ホッとしますが、それでもこの道多分農道になるんでしょうが、かなり車が行き交います。近道的価値ある道なんでしょうね。辺りの田んぼの稲の苗が、10cm位の高さで整然と並んでいます。


苗の緑の間から田の水に映っている青空と白い雲が美しいです。サギが一羽飛んでいきます。上越市クリーンセンター前を通ります。それぞれの家のそれぞれの庭に、色々な花が咲いています。ツツジ、アヤメ、アジサイの中にアオイの花が既に咲いています。ボクにはアオイって真夏の花の印象なのですが・・。少し汗ばむ程度の気温です。気温は快適ですが、体調は中々絶好調にはなりません。


頸城区に入ります。何回か走っているので地図はいらないのですが、多分かなりマイナーな道かと思われる小道を、右に左に曲がりながら“坂口記念館”に到着です。9時18分。14,3km。静かな中に重厚な雰囲気のたたずまいです。入り口に“鯉のぼり”が立っています。玄関前には“七夕飾り”があります。学校の生徒達の見学が多いのかも知れませんね。向かいの民家の仕事の音が朝の始まりを感じさせてくれます。


県道30号線との交差点を越えると、大池です。“熊に注意”の看板に身を固くします。軽トラのそばで年配のご夫婦に会いました。道の脇の小さい畑でお仕事です。お父さんが「コンチワ!」と声を掛けてくれました。「あ~、コンニチワ!」会釈して通り過ぎるだけだろうと思っていたので、ボクの挨拶が遅れてしまいました。9時31分。17,4km地点です。日差しが遮られてしまうほどの林が続きます。


“大池いこいの森駅”を過ぎ、幾つかの起伏をクリアしますと“玄僧”です。山と山との間の小さい谷間に道があって、その道に沿って山を背負う様に家を造り、向こうの山までのわずかな平場を耕して、田んぼにしているこの集落は、正に日本の原風景の形を今も残している様な懐かしさと安らぎを覚えます。20世帯あまりのここの人達は、ずっと肩寄せ合って生活をしている様に見えます。


10時9分。23,6km。吉川区原之町です。トイレのある公園です。いつも花壇に見事に咲いている花が、目と心を癒やしてくれます。静かにしているとどこからか“祭りばやし”の笛の音が聞こえてくる様な気がしました。ほんとに小さい音なので気のせいかも知れないし、テレビの中の場面かも知れませんが、何となく「良いものだなあ!」と耳を澄ませました。ヨシ、行きましょう!


上り道を少し慣れてきた脚に負担を掛ける様なギヤで、挑戦します。ダンシングを試します。あまり心肺に影響はありませんでした。うん、良いぞ!10時23分。31,7km。“杜氏の郷”更に“長峰城跡”目指して、狭い生活道路を上ります。快調です。「オッ!」ダチョウです。広い柵に囲まれた中にダチョウが一羽(匹?頭?)離されています。少し見学。他にも居るのかな?これ一羽しか出ていません。


どこに“長峰城跡”があったのか分からないうちに、ゴルフ場の一角になりました。そのままくねる様に続く道に従って進みますと、トンネルがあってその向こうに“米山水源CCホテル”があります。10時38分。34,4km。ここは柿崎区です。入り口に“マナー違反の服装の方は入館お断り”と。ボクのサイクリングスタイルはここではマナー違反になるのかな。一寸心配です。フロントで最初に確認した所です。OKでした。


今日のボクのランは、レストランを利用する為の下見です。どんなメニューがどの位の料金なのかです。少し違和感を感じながらおずおずとレストランに入って、メニューを確認させて頂きました。若いウエートレスさんが「お探しですか?」と声を掛けてくれます。「8月に何人かで来ますので今日は下見だけなんです。」「そうですか。サイクリングなんですか?」「そうです。8月に来た時には宜しくお願いしますね。」


ここから“森と水の公園”まではわずかな道ですが、あえて“ダートコース”を体験してもらおうと選びました。何百メートルかの砂利道を抜けると小さい団地があり、そして“大潟森と水の公園”になります。10時53分。36,5km。今日もどこかの学校の生徒さん達でしょうか。声が聞こえます。ここから今度はR8を横切り、旧国道(今県道129号線)に代わります。大潟区の中心街です。


静かな街中を走り、新しく出来た海の見える海岸道路へ出ます。波のない静かな海では、釣り人達が釣りを楽しんでいます。風もほとんど感じられません。舗装道路の幅が狭い所で、砂が覆っているいる所があります。以前失敗したことが忘れられません。思い切りよく勢いで砂の道を突っ切ろうとした所、見事に転倒して痛い目にあっているからです。慎重に、でも気持ちよく、海の見えるシーサイドロードをペダリングします。


発電所のある人工島が向こうに見えているのですが、中々近づきません。結構この道も距離があるんですね。計ってみました。約4kmあります。向かい風がある日はつらいコースかも知れないですね。引き続き港の中の道路を走ります。途中にトイレのある公園もあったりして走りやすい道です。港内道路の終わりは“住金”の工場脇に出ます。後は港町の街中を家まで一気に走り続けます。我が家に到着は11時40分。50kmでした。


久しぶりのサイクリングは、はっきり言って「凄く疲れました!」こんなに体って駄目になるんですね。風呂を沸かして湯船に浸かったら「あ~、気持ちイイ!」って、暫く出られませんでした。ボクにとってサイクリングは“体の調子を知るバロメーター”になっています。「又乗らなくっちゃ。」と思いながら、暫くぐっすりと“お昼寝”に落ち込みました。午後からの“お買い物タイム”で起こされるまで、爆睡状態だったようです。ヤレヤレ・・。

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2017-05-18

2017年5月18日(木) [晴れ] 長野県まで下見です


しばらくぶりでAIOLOSのクラブランに提案しました“高野辰之記念館を訪ねる”ランのコース下見に行ってきます。ずっと以前にもやった事があるコースですが、もうとっくに道などは忘れています。一生懸命地図を作って、準備万端イザ行きましょう!本当は“大倉チェン脱着所”スタートと思っていたのですが、今日は気が変わって、豊野区役所からのスタートにしました。天気予報は今一すっきりと晴とは言っていませんでした・・。


今、9時25分。青空からのまぶしい光を浴びながらのペダリングです。浅野交差点までの街中は、狭いけど単調で無く飽きが来ません。9時35分。ようやくR117。3km走りました。R18の頻繁な車の往来に比べると、ぐっと気楽なサイクリングになります。ゆるいアップダウンをこなしているうちに、不自然だった脚の動きも次第に快調になって来ました。「うわっ!忘れた!」


あんなに一生懸命作った地図を車に忘れて来てしまいました。もどる?イヤだ。しょうが無いこのまま行こう。大体の道順は頭に入っていると思います。10時05分。替佐駅です。9,85km。小用休憩です。国道に戻ると直ぐ左手に中野市豊田支所がありました。「頂ける地図はありませんでしょうか?」入って直ぐのカウンターの女性が出て来て、色々見せて説明をしてくれます。


そんなに都合の良いものはありませんでしたが、何とか広域図に帰路の道がありましたので、一部頂きました。現代的な顔立ちの美人でした。もっとこの人と居たい気持ちになりました。でも後を振り向かないで立ち去りました。・・・。結構な上り道を大体の見当で、左折します。ぐっと生活感のある道に入りました。県道416はもう一つ先にあったようです。ざあざあ流れる川に掛かる橋の向こうに、小さくかがんだおばあさんが居ます。


畑仕事のようです。「お早うございます。お尋ねします。高野辰之記念館はこの道で良いのですか?」「ああ、このまま行けば良いよ。小学校があるしね。」「有り難うございました。」笑顔を交わし合って小さいおばあさんとお別れします。川の土手に大きな木が何本かあります。そのうちの2本は“フジの木”なんですね。見事に咲いて優雅に下がっている紫の花房が、今が最高の時とばかりに、大木一面に咲き誇っています。


足下の草には黄色いタンポポが咲き、人の手が入った花壇には、薄い青紫のアヤメ(カキツバタ?)、そして赤いつつじが目を楽しませてくれます。道は曲がりながら少しずつ山の上を目指しています。小さい川に掛かっている橋があります。ざあざあ音立てて流れていた川の上流のようです。こんな小さい川の流れが寄せ集まって段々大きな川になるんですね。橋の欄干に書いてある川の名前は“斑川(まだらがわ)”でした。


所々で見る野生の藤の花に励まされながら進みますと、やがて“永田小学校”が見えました。到着です。永江集落に記念館はあります。10時37分。14,7km。辺りを花で彩られた記念館は、白壁土蔵造りの建物で、この山の自然にマッチして、辺りの景観を壊しません。入り口に“紅葉”の歌碑が立っています。以前に来た時の記憶と少し合わさってきました。今日はこの場所を確認しに来たのですから、入館はしません。


次は食事の場所を確認に行きます。ヤマザキ“Yショップ”があります。唱歌の中にある“鐘が鳴る~”の鐘のあるお寺があります。ズンズン行きますと、ナントR117に出ました。車で来るには簡単なんですね。高速の下を潜りますと直ぐに“ふるさと豊田”の道の駅がありました。その向かい側には食堂もあります。道の駅をさっと覗いてから来た道を戻ります。11時15分。21,5km。


時折雲がお日様を隠してしまう事もありますが、おおむね柔らかい温もりの日差しが降り注いでいます。鳥のさえずりが日常を忘れさせてくれるようです。再び集落に入ります。帰路です。最初に来た道を少しだけ戻って、県道362へ右折します。下りばっかと思いきや、中々どうして適当に脚に負担を掛けさせられます。“柳沢”集落です。“R18豊野方面”の表識に従って左手の道をとります。何だ!コレは!と思うほど急勾配の道が続きます。


1km程でしょうか。やっと勾配が緩くなった時、オルゴールが響いてきました。“美しき わが子やいずこ”でした。11時50分に鳴るんですね。農作業の人に伝えるのでしょう。やかましくなくそれでいてよく聞こえる音楽です。学生時代に習った覚えのある曲で、一寸口ずさんでしまいました。ペダリングが楽になって余裕が出たせいか、辺りの景色はリンゴ畑に成っている事に気づきました。既に白い花を付けている木もあります。


夫婦で手入れをしているのでしょうか。2人で作業をしている姿が見えます。向こうに見える山は何て名の山でしょう。見える景色全てが芸術に見えます。今日今この景色の中に居る自分が、幸せだなあと思いました。11時55分。28,3km。上りきった後は下りに成ります。リンゴ畑を過ぎますと、林の中の薄暗い道を下ります。どんどん下ります。カーブしながら未だ未だ下ります。


気を引き締めてブレーキングも慎重に・・。12時01分。ナント、R18“大倉”交差点に着きました。31,9km。下り道の速い事!後は余裕でスタート地点の“長野市豊野区役所”に戻ります。12時18分。今日の総走行距離は37kmでした。キツい所もありましたが、わずかですから押して上がっても良い訳ですし、何しろどこを見ても絵の様な景色ですから、疲れも忘れる事でしょう。良かった良かった!


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2017-05-02

2017年4月30日(日)  すごいぞ!27℃だ!   [晴れ][晴れ]


今日は今年初めての“初心者サイクリング”の日です。ナント27℃にもなると言う予報です。8名の参加者のうち、お一人が急遽欠席になった為、7名のサイクリングになりました。目的地は“名立ろばた館”です。往復55kmほどかと思います。9時集合でしたが、お一人が約35分の遅刻となって、9時35分の舟見公園スタートです。簡単に注意事項を伝えて、早速スタートです。


無風かと思えるくらい海は静かで、さざ波程度の波打ち際です。今日の参加者はほとんどもうかなり走れる人ばかりで、ボクは後続をあまり気にしないで走る事が出来ます。それでも初参加のHJさんに基本を言いますと、それなりに納得して頂ける事もあったようで頷いていました。郷津のコンビニ、そして不動滝、名立駅と休憩を入れて、その都度何かと語りかけながら、基本の大切さを分かって頂きます。


“宝田小学校”へ寄り道します。海から約3km程内陸にあります。ここまで入ると、もう海に近い学校と言うよりも、中山間地の小学校という雰囲気になります。木造の学校は最近建った学校にしては趣があります。すぐ前には早瀬に近い川が流れ、白い雪に覆われた山が遠景にあって、もう野良仕事に出ているおじさんおばさんの姿が、季節感一杯で動く絵本の様です。白い残雪の山は、火打山と焼山かと思います。


大きく深呼吸をして良い空気を一杯吸い込みます。暖かい良いお天気です。更に川の上流に向かって走り出します。11時30分。20km地点です。緩やかな上り道をのんびりペースで進んできましたが、あまりの美しい景色に渓流に掛かる橋の上で、皆で手を振っている所を、MKさんにカメラに収めてもらいました。ここからは自転車ガールのTNさんに先頭を走ってもらい、後ろから皆さんの走り方を見せて頂きます。


なだらかな上り道を、海岸沿いの国道8号線から約10km走ると、右手に“ろばた館”が見えてきます。11時50分。26,4km。ろばた館に到着です。途中休憩後走り出しの時に“立ちコケ”したHKさんが「足が痛い」と顔をしかめています。もう慣れているはずなのに、いつでも緊張感を持って自転車に乗らないと、何時 誰が“事故る”か分からないものですね。


「お尻が痛いです」「肩がこります」と、言う人もいます。「乗り方を一工夫してみて下さい」とアドバイスします。さあ、丁度お昼の時間です。入館料は入浴しないと無料なんですって!ボクとMKさんだけが入館料¥400を払います。後は昼食代だけです。うどん、ラーメン、カレーなどです。メニューに特徴が無いですね。大型連休初日の今日ですから、大広間は座る所が無いのでは・・と心配していたのですが、予想は見事に大外れ!


広~い広間に数人しかお客さんはいませんでした。ボク達7名は囲炉裏を囲んで、思い思いの場所に座り、食事をする事が出来ました。それほど大きくは無いお風呂にも、どなたもいなくて、ボクとMKさんとで“2人占め?”状態でした。明るい昼間っから入浴って、又気持ちの良いものですね。13時40分。外に出て玄関先で“パンク対策・チューブ交換の実際”を行います。


どなたも手順は分かっているのですが、うまく出来ない作業の様ですね。慣れる事でしょうね。自転車ガールのお2人にやって頂きました。見事な手さばきで「さすが!」と拍手を送りたかったのですが、もう少し慣れた方が良いかと思いました。チューブ交換講習が修了しましたので、さあ帰路にしましょうか。14時です。いきなり来た道を引き返すのではなく、もう少し先に岩肌に“石仏群”が置いてある所まで行く事にします。


ここはどなたも知らない所でした。約1kmほどですが、もう少し上ります。お昼休みをして休めた脚には、力が入らなくてやたらにペダルが重いです。名立川を渡ります。橋の向こう岸は切り立った岩山です。その岩肌をくり抜いた沢山の窪みに、石仏が安置されています。昔ここら辺りの川底が深くて、川を渡るには難所だったとか。命を落とした人もいたのでしょう。石仏を祀って安全を祈ったのでしょうね。


道とも言えないような道を、よじ登るように少し高い所にまで上がりますと、仏像さん達はここにもいらっしゃいます。ざっと30体以上はいらっしゃいます。川の流れが目の下に、ザアザアと音立てて渓流になって流れています。こんなに見る価値のあるものを、管理もしないで無造作に風雨に晒しておくなんて・・。さあ、今度こそ帰り道です。「帰り道は全部ダウンヒルですよ。下り道こそ気をつけてね。」


とは言え、やはり下りは楽ちんですし、心浮かれます。14時15分。27,6km。自転車ってつらい上り道ばかりじゃ無くて、嬉しい下り道もあるので楽しいんですね。緩やかなスロープの下りが延々と続きます。途中新幹線レールの下で一息入れて集結しました。皆さんニコニコ顔で何も問題は無いようです。更に海に向かいます。14時42分。39,2kmで“うみてらす名立”に到着しました。


往きに見た美しい景色は、今度は反対向きの景色になって、しかもどんどん後ろへ飛んで行ってしまうので、景色を味わうのなら少し上り気味が良いようです。うみてらす名立では、海鮮祭りが行われているようで、入り口付近が賑わっています。少しフリータイムにします。カニ汁とか浜焼きとか串焼きなどの食べ物の他、ワーゲンショウ等もやっているようです。ボクとMKさんはソフトクリームで体を冷やします。「あ~うまいなあ!」


いつ頃から置いてあるのでしょうか、サイクルラックがあります。5~6台ようの長さです。確か去年辺りからサイクリングの人向けにポンプも置いてあると聞いていたのですが、どこにあるのでしょうね。15時15分。さあ、舟見公園目指します。他のサイクリンググループの集団とも出会いました。声掛けあって挨拶をして、安全も確認します。往きには朝凪で無風状態でしたが、帰りはかなり強い追い風です。


調子に乗っていると、いつの間にメーターは30km/hを超えています。ボクだけ一人飛び出しているのかな、と後ろを確認しますと、自転車ガールのTNさんが直ぐ後ろにピッタリ追走しています。もう皆さんすっかり立派なサイクリストです。日差しがやや傾きかけて来た16時10分。朝出た“舟見公園”に戻りました。予定通り56kmのサイクリングでした。


走っていると27℃が暑いとは感じませんでしたが、今日はほんとに良いお天気で、快適な1日でした。いろんな場面を経験する事によって、どんな場面にも対応できるようになり、一人で走れるサイクリストになって行きます。次回は6月25日(日)です。又違う体験が出来る場所を予定しています。サトウの“60分講習”受講されている方は、是非次回には参加して見て下さいね。何か得るものがあると思いますよ。


《自転車ガール 綱嶋 香澄さんの感想です》


  今年第1回目の初心者サイクリングでした。
今年もみなさんとロードバイクできると思うととても嬉しいです。この日は上越の最高気温は27℃!走っている間は風を切って気持ちいのですが、止まると暑さがじんわりと体に伝わって、夏だなぁ~と思う瞬間が何度かありました。


自転車道では海を眺めながら、途中トンネルも走りながら、気持ちいいサイクリングでした。自転車道を外れてからは川辺を走ったり山々を眺めながら走ったりいろいろな景色を楽しみながら走ることができました。
帰りは風が強く、時折横に煽られたり、向かい風になったりと大変な場面もありましたが、無事にゴールすることができました。


冬季の間は、ロードバイクご無沙汰していましたが、今回のイベントをきっかけに今シーズンもどんどん乗りたいと思います。
次回のイベントも楽しみです。



《自転車ガール 高橋 菜々さんの感想です》


こんにちは!自転車ガールの高橋です。
今年最初の初心者サイクリングは直江津・船見公園を出発し、名立区にあるろばた館を目指す旅!前日の悪天候はどこへ?というような快晴で、とても気持ちのいいサイクリング日和でした。道中サイクリングを楽しむ方にたくさんすれ違い、自転車の季節がやってきたな!と感じました。みなさんとても楽しそうで、私もワクワクしました。


ほとんど向かい風はなかったのですが、横風でぐらつきヒヤリとする瞬間が何度かありました。今年自転車を始めて2年目になりますが、初心者サイクリングではこういったヒヤリ体験やうまくいかなかったことなど、すぐに佐藤さんや参加者のみなさんと共有しアドバイスをもらえるので、今年も一年、初心者サイクリングで楽しみながら練習していきたいと思います!


今回も参加者のみなさんと完走することができ、楽しいサイクリングとなりました。次回は6月の開催ですが、初夏の新緑を楽しみながら爽やかなサイクリングができるのではと今から楽しみです!


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2017-04-22

2017年4月20日(木)[曇り][晴れ]     この時期が一番好きなんです
そうです。又今年もこのシーズンになりました。ボクの好きな景色のベスト3に入るかも知れない、あの“猿毛”集落が一番美しいシーズンになっている筈です。心がはやります。8時に家を出て頸城区や吉川区を走り、柿崎区の“上中山”には9時35分に着きました。ここまで26,7km。ここからは大きな通りから離れて、いよいよ山道に入っていくのです。坂道の緊張感より期待の方が勝って、心が弾みます。
直江津を出る時には雲が空一面に立ちこめて、暗い沈んだ感じでしたが、頸城、吉川と進んで来る毎に雲は薄くなり、やがて青空さえも覗く、暖かい春らしい陽気になって来ました。既に散り果てた桜の花もありましたが、所によって未だ半分以上咲いている木もありました。それに代わるように色とりどりのチューリップの花が、お日様に向かって咲き競っています。春の景色は柔らかいパステルカラーに包まれています。
未だ水の張っていない田んぼですが、用水路辺りからは、カエルの鳴き声が聞こえます。今年初めての鳴き声です。さあ、“猿毛”目指してかなりの勾配の上り道に入ります。一踏み一踏みゆっくりと進みます。辺りの風景に似つかわしくない“柿崎川浄水場”のコンクリ造りの建物の前を過ぎますと、やがて“上中山”集落です。家の前の石段に座ってひなたぼっこでしょうか、おばあさんがこちらを見ています。
「こんにちは!」「はい、ごめん下さい!」年配の人ってどうして挨拶をしてくれるんでしょうかね。嬉しいものです。辺りに視界を妨げるような建物も木も無くなり、広々とした山里の風景が開けます。好きです!この、のどかな景色が!嬉しくて心が弾んでしまいます。そして“城腰”もゆっくり過ぎて行きます。少しずつ高度を上げて行きます。「おお!見えてきました!」“猿毛”集落の入り口にある桜の木が2本見えます。
村の入り口に立っている2本の桜の木は、今を盛りと淡いピンクの花達が、精一杯競って咲いています。今日は、腰のバッグカメラを持ってきました。木も花も草も春の喜びを一杯表しているようなこの景色。そしてボクが今年もこの景色を見られる喜びを、一枚の写真に撮り込めないだろうかと、あっちからもこっちからもと何枚も撮りました。さて、この先へ目を向けますと、「お~!」メルヘンの世界が広がっています。
間近にそびえる米山を背景に、その山の裾野に小さい集落があります。急流に近い速さの流れが、ボクの目の前で右にカーブして流れ落ちていきます。その川の右手にはそんなに広くは無い平地があって、田があり畑があります。もう数人のお父さんやお母さんが畑に出て仕事をしています。桜だけでなく黄色い水仙も白い木蓮も咲いています。川の左手にはもっと上に続く道があって、道に沿って人家が並んでいます。
近代的な建物ではありませんが、ずっと以前から住みつないで来たような、安心感が感じられます。暖かい日差しの中の軽トラさえも絵の一部になっていて、この景色がボクにはほんとに愛おしく思われます。日本の原風景を見るような気がします。今年もこの美しい絵本の中にいる幸せを、心に一杯に詰めながらゆっくりと堪能します。朽ちかけたような橋に自転車を立て掛けて急流とコラボでカメラに収めました。
畑にいた人達の他には集落には人は見えません。ゆっくりとメルヘンの村“猿毛”を後に、水野に向かいます。この林道にも急勾配の箇所があったり、途中に集落も無いので冬,荒れてしまった道が、そのままに近い状態になっていたりで、緊張感のある場所も通ります。何回か走った覚えのある道ですが、やはりキツい所は相変わらずキツいです。水野に着いた時にはやはり、ホッとします。それに伴って満足感もあります。
それは、ボクにとって特筆すべき事実として、ナント!インナーギヤを使わないで上がってきたのです。ボクのインナーギヤは、インナー×ローで=スーパーローギヤになっています。それを使わないでここまで来たのです。追い風のせいかな?でも、山の中で風は無いよナ。力が付いたのかな?それはあり得ないナ。まあ、何でも良いけど嬉しい日です。10時45分。34kmです。お腹が空きました。
水野集落センターの前で腰を下ろして、持って来たおにぎりを食べます。そこへ杖を突いていますが、シャキシャキ歩いてくるおばあさんが通り掛かりました。「こんにちは!」「まあ、自転車で来たんですか?」「はい、おばあさんもお元気ですね」「元気でも無いけど、歩かないと足が弱くなりますしね」「私も似たような年だと思いますよ」「未だあんたは若いですよ。私はもう直に90になりますもん」・・・若い人の話では無いですね。
ひなたぼっこの時間は終了です。10時55分。帰る事にします。急勾配の曲がりくねった道を、ひたすら下ります。ブレーキをディスクにしてみたいなあ、と思う瞬間です。来た時の道を今度は反対方向に帰ります。11時05分。62km走って、今日のサイクリングは終わります。ほんとに心満たされた素敵なサイクリングでした。又、来年も訪れる事が出来るのかな?

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2017-04-08

2017年4月6日(木) [晴れ][曇り]      今日もお天気に恵まれそう

朝は晴れ。午後は曇。夜は雨。ギリギリ今日までのお天気のようで、明日からは雨マークが続いています。「よ~し!行こう!」2週続けての脚慣らしランに、今日は坂より距離を走ろうと思います。行き先はあの“糸魚川”です。ずっと気になっていたのですが、中々チャンスが無くて、訪れるのは「今日だ!」と思いました。昨年12月も年末近くになっての22日、大きな火事に見舞われて、多くの人達が被災されたあの事です。

翌日まで燃え続け、150世帯近くの家が被害に遭われたと言います。何時誰が被災者になるか分からない事ではありますが、だからこそ人ごとではない気がして、気がかりだったんです。往復約85km位あるでしょう。2度目としては適当な距離のような気がします。元々こちら方面のシーサイドコースは、あまり脚が向かないコースなのですが、今日はそんな好き嫌いの出る幕では無いのです。

8時。朝の静かな街中を、海岸通りへ向かいます。日が射して明るく暖かい街ですが、お店をオープンする準備の人だとか、未だ犬の散歩の途中らしい人などが、ポツンポツンと居るだけで活動前の街は、“嵐の前の静けさ”なのでしょうか。直ぐに海岸通りへ出ました。少しの風は、わずかに追い風のようです。右手に広がる日本海は、さざ波程度で湖のように穏やかに広がっています。どこからどこへ行くのでしょうか、サイクリストが2人。ボクと会釈を交わして、すれ違って行きました。

郷津海岸も夏のシーズンを前に、わずかな人影が見えるだけです。それより山側の土砂崩れの現場は、もう2年以上そのままの状態になっていましたが、今ようやく重機が入って、復旧工事が始まった模様です。8時30分。8,63km。谷浜地区はいつもなら街中を走る事が多いのですが、今日はこのまま国道8号線を行く事にします。“久比岐サイクルリング道”が近づいた所で、押しボタン信号で反対側に渡ります。

さすが国道です。車の切れ目が中々来なくて、押しボタンを押すタイミングが来ません。かなり待ってようやく渡る時が来ました。今度はボクが走っている道の直ぐ左手には、トキ鉄の“ひすいライン”の線路があります。タイミング良く大きな音を立てて、貨物電車が走り去って行きました。何の緩衝地帯もなしに、直ぐ人家が建ち並んでいるのですが、慣れればこの音や震動にも、平気になれるものなんでしょうか。

最初のトンネルを抜け、国道を走っている車の群れを右手に見ながら、西に向かってペダルを踏み続けて行きます。このサイクリングロードを走っている分には、車との事故はほとんど無いわけですが、何故かボクはこのコースをあまり回数を走っていません。子供の頃から見ている海の景色に、新鮮味を感じない所為でしょうか。サイクリング道の決められた枠内を、走らなければならない自由度のないせいでしょうか。

この道を糸魚川まで走って行ったのは、過去2回位かと思います。有間川から再びトンネルを2カ所抜けますと、8時52分。直ぐに“不動滝”です。ここまで13,3km。冬に降った雪の、雪溶け水がザアザアと音立てて落ちています。手前の木には花芽が沢山付いています。多分桜なのでしょう。桜と滝と自転車とで“絵”になるでしょうね。ほとんど“べた凪”の海は、波の音も無く青く広がっています。

名立を超え、快調なペダリングで進みます。極端では無いのですが、ほんの少~し追い風のようです。それとボクが思っていたほど、サイクリング道の舗装は、荒れていません。走りやすい所が多いです。特に糸魚川地区に入った所辺りから、俄然舗装がきれいです。9時28分。“筒石橋”21,2km。いつもここで思うのですが、狭い所で肩寄せ合って集落を作っている所為で、3階建ての建物がほとんどです。

よほどここが良かったのでしょうか。それにしても、左手の山の急斜面は、直ぐ近くまで迫っています。山肌を覆った網状のロープが土砂崩れを食い止めているのですね。この急斜面は、そのまま日本海に落ち込んでいるのでしょう。その急斜面を削り取って、国道8号線を作り、鉄道線路を作り、人々が住んでいるのですね。ほんとに色んな事を考えさせられる景色です。黄色い“水仙”の花が、目を楽しませてくれます。

少し薄い雲が広がってきました。藤崎、百川と通り、一寸した岬を回るとパッと目に飛び込んで来たのは、発電用の白い大きな風車です。“マリーンドリーム能生”に到着です。9時44分。26,6km。一寸景色を眺め、水分補給をしてから再スタートです。トンネルが見えます。中からとんでもない異様な声が聞こえてきます。一人二人の声ではありません。大きな声で泣きわめいているかのように聞こえます。

何事があったんでしょう!とんでもない修羅場に出くわしたのでしょうか。地獄の裁きを受けているのかと思うほどのわめき方です。恐る恐るトンネル内に進みます。中々その正体の所まで辿り着きません。カーブしているトンネルの先は見えないのです。更に声は大きくわめき声が近づいています。居ました!その声の主達が!幼稚園児達のお散歩なんですね。先生に連れられて数人ずつ手を繋ぎながら、トンネルの中に入ってきたのでした。

子供達は発する声が響くものですから、張り合って大声を上げています。それが重なり合って異様な声に聞こえたのですね。先生達がボクに頭を下げて挨拶をしてくれます。お~!良かった!一転子供達の無邪気さが、ボクには楽しさに変わりました。9時55分。28,1km。白山神社です。春祭りも近い所為でしょうか。何人かの年配者さん達が境内を掃除をしています。ここでは休まないで先へ行きます。

能生川を渡ります。思い出多い橋、川、景色です。父の生家がこの川の上流にあって、子供の頃よく連れて来てもらって歩いた道です。さあ、糸魚川目指してズンズン行きます。脚の調子が出て来ました。完全に曇って来てしまいました。日が陰るとなんだか寒く感じます。10時15分。34,2km。山に沿ってサイクリング道が回り込むようにカーブしますと、湾のように景色がずっと向こうまで見通せます。

展望の向こうに糸魚川の街が見えます。ここからそこまで、海の波打ち際が続いています。背景のように街の背後には、真っ白く残雪を残した大きな山があって、絵画のような世界を作っています。美しい!“雨飾山”でしょうか?暫く見とれてしまいました。程なくサイクリング道は国道を渡って、海岸側へ移ります。浦本漁港です。独特の風情があります。
潮の香りが漂って、海鮮丼が頭に浮かび食べたくなりました。

散歩と言うよりウオ-キングと言った方が当たっているかも知れません。おじいさんおばあさんが車の来ないこの道を、海を見ながら歩いています。このサイクリング道も終点が近づいているようです。そして38kmで終わり、一般道へ入ります。一般道は国道です。やはり気遣いが違います。早いとこ街中に入りました。10時38分。40,6km。“押上”です。駅の裏側に回ったのです。風が吹き荒れて来ました。

やはり糸魚川は、風の強い位置にあるんでしょうか。雨が心配になってきました。市役所に着きました。10時50分。43,4km。糸魚川市役所に来るのは、初めてです。サイクリングスタイルのまま“糸魚川市災害義援金”のポスターの指示通り、窓口に行きますと、丁寧に係の会計課の方が応対をして下さいます。書いて頂くほどの金額でもないのに、領収書まで頂き、恐縮しながら市役所を後にしました。「頑張って下さいね。」

やっと思いが叶いました。それではこれから駅前通りに行きましょう。火災現場はどんなでしょうか。駅南から駅前通りに出ますと、焦げ臭い匂いが未だします。でも駅前通りは、思っていた状態とは違って、何の焼けた後も無い、きれいなままの商店街が並んでいます。しかし路地を一つ入ると、きれいに消失した焼け跡が広がっています。数年前に見た“東北大震災”の津波水害の跡を思い出します。水害はひどいと思いましたが、火事もスゴイものですね。

しばし佇みました。「ここの復興も容易ではないだろう」と心で思いました。空模様が心配になって来ました。西風が冷たく感じます。帰る事にしましょう。11時30分。50,3km。帰り道はひたすら走ります。脇目はあまり振らなくても良いと思っています。往路で見逃したモノを、帰路で何か発見する事が出来るでしょうか。来た時と同じ道を帰ります。能生川を渡り、白山神社からトンネルを抜けて“道の駅”を左手に見ます。

もう12時を過ぎています。お腹が空いてきました。走りながら「何を食べようかな」と自分に問いかけています。その時々で食べたいものが微妙に違うんです。「牛丼が食べたい」とか「ラーメンが良いな」とか「煮込んだうどんが目に浮かぶ」とかです。こう考えると大方お腹にずっしり来る物を欲しがるものなんですね。これではダイエット的には駄目な選択になる訳で、難しいものです。

今は、どうなんでしょう。今頭に浮かんでいるのは、お皿に乗った大きいお饅頭のようなチャーハンが目に浮かんでいます。やはり炭水化物か。そんなボクの心に楽しみを与えながら、12時55分。“うみてらす名立”に到着です。70,7km。所がここには目指したメニューが無いのです。それはそうですね。海が売り物のこの道の駅ですからね。仕方が無いので“天丼セット”でお腹をごまかしましょう。因みに天ぷらは全て魚介類でした。

満腹のお腹を摩りながら、「さあ、そろっと行きますか」13時20分。どんよりと空は雲に覆われっぱなしです。気が弾まなくなりました。あと15~6kmかな。往きもそうだったんでしょうが、あまり気にならなかったんですが、帰路再び通過する“乳母岳トンネル”は、全く照明が点いていなくて、真っ暗闇です。こんな時のバッテリーライトの明かりだけでは、非常に不安なものですね。

真の闇の中では、自転車を真っ直ぐ走らせる事が出来ないものですね。壁に当たりそうで。ついに降りて歩く事になりました。出口の明かりが見えますが、全長463mのトンネルは、歩いてみると結構な距離なんです。何と言う事だ!と、一寸イラッ!どうして照明を点けないんでしょう。往きには、多少点いていたのでは無いかな。ブツブツ・・。土手の斜面に沢山の“水仙”の花達が、気持ちを落ち着かせてくれているようです。

気を取り直して、あと少しのペダリングです。有間川、谷浜、郷津と走りすぎます。郷津海岸では3人のファミリーと、一組のカップルがシルエットになって、浜で遊んでいます。静かな光景です。14時25分。87,3km。我が家に到着しました。何とか雨にはなりませんでした。「やっぱりアウトドアスポーツは、晴天が気持ち良いわね!」と湯船につかりながら、一人つぶやきました。それにしても糸魚川の被災者の皆さん、ガンバッテ!


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