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2017-09-03

2017年8月27日(日)  [晴れ][晴れ]    第3回初心者サイクリング


6月の“第2回初心者サイクリング”が雨で流れてしまったので、今回はどうなるのかと、お天気予報に一喜一憂していましたが、見事に「薄曇り一時晴」となって、快適なサイクリングが出来ました。最高気温が27℃と暑すぎもしないし雨もないし、の素晴らしい一日でした。今日のタイトルは“ディスカバーマイタウン”として、遠くの目的地を往復するというコースでは無くて、あまり普段通る事の無いような道を、探検気分で自転車で走ろうという企画です。


強いて目標地点を上げるなら、昼食を頂こうと決めている“米山水源CCホテル”と言う事になるのでしょうか。自転車ガールのTMさんとTKさん。そしてもうベテランの域のNSさんとOMさん。本日唯一初心者のIMさんの女性が5名と、ボクとMKさんの主催者の2人の他、既に経験のあるOSさんとHJさんの4名。9名のサイクリングになりました。女性が5名になりますとさすがに華やかになります。


地味な男性と目に付く女性の隊列が、久比岐野北部の自然の中を連なって走ります。9時17分。先ずは関川右岸の河川敷プロムナードを行きます。悠然と静かに流れる関川の流れ。その流れの脇の河川敷では、生い茂る草木の中で鳥がさえずり、キリギリスが鳴き、コスモスが咲き始めています。舟見公園で立っていた時には、暑さをジンジン感じていましたが、こうして土手の道を自転車で走っていると、体を触って行く風の気持ち良さしか感じません。


謙信大橋を左折します。ゆったりとした気持ちが一転して緊張します。車が右から左から走り去ります。ここは歩道が広く、自転車も通行出来ます。ようやく上越一番の交差点を通り過ぎると、グッと閑静な雰囲気になります。田園風景の中に道が続いています。今日は日曜日ですね。いつも走る木曜日と違って、車の数がやはり違い多いです。それでも農道は気がうんと楽です。“くるみ家族園”には10時4分に着きました。


一息入れてからR253との交差点に向かいます。国道優先の信号機は脇道側は中々青になりません。そこで自転車から降りて歩きますと、歩行者となって横断歩道を渡る事が出来ます。さあ、行きましょう。やがて頸城区に入ります。単調な道になった所で、TKさんに先頭を走る事をお願いしました。ボクが初めての参加者の走りを見たかったからです。肩を張って肘が突っ張って、硬い体つきで走っています。


「肩が凝ります!腕も痛いです!お尻も・・」サドルの問題もありますが、姿勢の問題が大きいと思います。それぞれのお悩みを聞きながら、修正して頂けると良いのですが・・。10時35分“坂口謹一郎記念館”です。田園の中にひっそりと佇む田舎の豪邸です。築何年かの歴史を感じさせる建物で、どっしりとした和風建築は、大地にしっかりと腰を据えて、安心感さえ感じます。入り口に立て看板があります。


「抹茶セット¥300」中庭を見ながらのお茶の時間。ナンテ!おしゃれなんでしょう!皆さんの意見を聞くまでもなく、どなたも「イヤだ」と言う人は居ませんでした。職員のおじさんに「抹茶セットをお願いできませんか?」「あ~すみません。今日はこれからお昼に60人ほどの団体さんがお見えになるので、今準備中で今日は出来ないんですわ」と申し訳なさそうに謝ります。駄目だと分かると尚残念に思います。


グズグズしている私達を見たおじさんは、「それじゃ“冷たい甘酒”でも飲んでいって下さい」との提案。もちろん頂く事にしました。¥100です。建物の中に入ると直ぐ右側のお休み所に9人が座って、出して頂いた“冷たい甘酒”を口にしました。火照った体に冷たい甘酒は「旨いです!」おじさんは「甘酒というのはね、俳句の中で夏の季語なんですよ」夏飲むのが本来なんですって。


「今、発酵食品がもてはやされていましてね、テレビで取材されてから又、一層問い合わせや来館者が増えたんですわ。」おじさんは、それから「坂口博士や川上善兵衛さん達のご苦労があって、今がある」というお話を、聞かせて下さいました。いやあ、良かったですよ。甘酒もお話も。では先へ参りましょうか。お~、もう稲刈りをしています!森本の田では早くもコンバインの軽快な収穫の音が響いてきました。そう言うシーズンになったんですねえ。


蝉の鳴き声とコラボレーションです。夏と秋のミックスシーズンなんですね。次の快適は“大池”の水辺です。緑も水も目や心に優しそうです。そして本日一番の“坂道”は、これからです。少し覚悟をして頂いて坂道に挑戦します。とんでもない峠道ではないのですが、簡単に見えて簡単でもない坂道です。汗かき息を切らせてフラつきながら一踏み一踏み上がっていきます。やっと坂の頂上です。集結します。


ボクも近頃直ぐに息切れするのですが、ギヤを使って誤魔化しながら、何とかこなしています。やはり何でも慣れが必要なようで、他の女性達は割合平然と上がって来ました。IMさん、懲りないで再チャレンジしましょうね。必ず楽になりますから・・。それよりこれからのダウンヒルの方が大切です。上りで事故は滅多にありませんが、下りこそ慎重なハンドリングとブレーキングが必要ですからね。


下り道の走り方の基本をお話しします。合点して頂いた所で、さあ今度は楽しい?下り道です。“玄蔵”の集落がアッという間に後ろの景色になっていきます。ここの稲穂も随分穂先が垂れ下がってきています。もう稲刈りが直ぐに始まるのですね。快適なダウンヒルが終わると、平坦路が続きます。原ノ町には11時50分。29,3kmに、着きました。


先ほど上り坂で少し疲れちゃった人が居ます。原ノ町にある公園で、トイレ休憩を入れます。頑張る必要はないんです。疲れたら休みながら又走ります。「走れそうですか?」「もう少し走ってみます。駄目でしたら車に乗りますし・・。」少し休んだだけでもう力が蘇ったようで、その後の小さい上り道も難なくこなして、元気が回復したようです。


12時を過ぎましたが、今日の昼食を予定しているホテルのレストランが混んでいて「出来ましたら13時過ぎまでお待ち頂きたい」と言う事で・・。では、“吉川区道の駅”で、“パンク対策・チューブ交換の実演”を行う事にします。今回参加されている男性の中で、既に数回目の参加になるOSさんに、チューブ交換のお手本を見せて頂く事にします。後輪取り外しが先ず第1のハードルになるようで、少し手をお貸ししました。


次いでタイヤの耳を片側外す作業です。外す時のタイヤレバーの挿す位置も大切です。そしてチューブを取り出して、パンクの原因を調べた後、新しいチューブを交換します。チューブを噛まないようにタイヤの耳を、リムに嵌めていきます。少し空気を入れて作業をした方が、チューブを噛ませてしまう怖れは、少なくなるでしょう。入れ終わったらもう少し空気を入れてから、ホイールを回転させます。


きれいに入っているかを確認できるはずです。そして十分に空気を入れたら、最後に再びホイールをフレームに装着すれば完成となります。OSさんのお手本作業が終わった後「私にもやらせて下さい」と女性のOMさんが、チャレンジします。日陰でやらないとかなり暑くなって来ましたが、皆さん「暑い」とも言わないで、舗装された広場にお尻を突いて円陣を作り、熱心に見入っています。12時55分。終了します。


「さあ、それではお昼に行きましょうか」パンク修理講座を終わりにして、“米山水源CCホテル”へ向かう事にします。もう一度小さな上り道を行きますと、“ダチョウ”を見る事が出来ました。柵で囲われたかなり広い牧場の中に、たった1羽ダチョウが草を啄んでいます。みんな思い思いの角度でシャッターを切っています。「可愛い顔!」「あんまりみたことない~!」とか「なんか、羽の付け根の所、リアルだわねえ!」「人に食べられちゃうのかしら!」


色々な感想が聞こえます。さあもう少し行きます。人家のない林のような、どちらかと言うと荒れ地のような中の小道を行きます。突然パッと開けた視界には、緑の芝で覆われたゴルフ場が目に飛び込んできます。「きれいだ~!」決して平地ではない凹凸のある丘ですが、見事に刈り込まれた芝のグリーンがとても美しいです。ゴルフ場を回り込むように道が続いています。


くねくねと方角が分からなくなってしまうほど曲がりくねった道を進みますと、ホテルに通じているトンネルの入り口に出ます。ここを潜り抜けますと到着・そして昼食です。13時20分。MKさんが、予め連絡を入れてくれたお陰で、タイトスーツの制服を着た女性スタッフが、出迎えてくれるように出て来ました。日陰に置きたいスポーツサイクルなのに「車の駐車場の一角において下さい」だって。


日差しがガンガン当たる所になんて置きたくないですよ。その辺りが未だ一般的には分かって頂けない、自転車の世界の事なんですね。何人かの参加者さんの説明で「ではこちらに置いて下さい」と、やっと壁に立て掛ける事を納得して頂けたようです。ゴルフのスタイルとは違ったサイクリング姿のボク達は、かなり違和感を感じながら、広いレストランの中央の、窓側のテーブルに9人で着席しました。何故かモジモジしそうです。


イタリアン中心のランチメニューの中で、ないものもあったりで結局係の人のお勧めと言う事になりました。内容が分からないままの注文ですから、出来上がってくるまで味の想像も出来ません。ボクとHJさんは“イタリアンお任せランチ”でスパゲッティのクリーム和え他で、納得の内容でしたが、他の人達(特に女性)の注文の内容は、結構“辛口のラーメン”だったようで、ドンブリ状の器の中は赤い汁で覆われていました。


「からい!」「こんなだとは思わなかった!」でもどなたの顔も笑顔で、何でも笑いになるんですね。食事は楽しい時間です。語らっている間に14時15分に・・。グリーンを背景に今日はここで集合写真です。後は帰路になるだけです。最初辛かったIMさんも、すっかり元気を取り戻して、車に乗るとは言わなくなりました。“水と森公園”は直ぐ近くです。でもそこへ行くまでに、丁度良い未舗装路があります。


僅か200m程の距離ですが、“ダート走行”の練習をする事にしましょう。注意点を聞いて頂き、早速スタートします。以前に降った雨の残りでしょうか、所々に避けたい湿った凹みの道があります。草木に覆われた薄暗い未舗装路も程なく抜けます。「わ~タイヤがよごれちゃった~!」「私も落ちちゃったわ!」「ハンドルが取られそうで走りにくいわね」でも全員が自転車から降りないで、パンクなどのトラブルもなしに、走り抜ける事が出来ました。


“ディスカバーマイタウン”ですから、一寸だけ“水と森公園”を覗きます。子供達が大勢見えます。夏休み最後の日曜日なんですね。国道8号線を横断して更に海岸道路へ移ります。魚釣りをしている人達が何人もいます。海は海で広がりがある景色で、清々しますね。海岸通りは道幅が狭い所が多いし、砂が吹き寄せられている所もあって、注意をしなければならない箇所がありますが、車の数も少ないし視界が開けていて、のびのびした気分でサイクリングが出来ます。鼻歌が出そうです。


この海岸道路が終わる所までは、5km位あるようで、案外走りでがあります。そして直江津港の港内道路に繋がっています。ここも車の少ない平坦路で、道幅も広く凄く走り易いリラックスロードです。皆さん元気が良さそうなので休憩なしで進みます。港から出ますと街中の一般道路を走りますので、少し緊張が戻ります。わずか2,5km位ですけど、スタート地点の舟見公園が見えてきますと、ホッと致します。


15時25分。ゴールです。今日の走行距離は50,86km。暑過ぎもなく寒いわけでもなく、でも夏から秋へ少しずつシーズンが変化している景色が見て取れた、久比岐平野でした。お一人ずつの感想も「季節の移り変わりを感じました」と異口同音に述べられていました。「蝉が鳴いている木の隣に栗のみが落ちていた」「風が真夏の風ではなかったように思います」とか。日本人で良かったですね!次回は最終回10月29日です。



〈自転車ガール 高橋 菜々さんの感想です〉


こんにちは!自転車ガールの髙橋です。今回の初心者サイクリングの参加者は9人、心配していたお天気も快晴で、絶好の自転車日和!船見公園をスタートしてすぐ走った関川の堤防は、去年個人的に自転車の練習のためよく使った道でとても懐かしい気持ちになりました。


道中、セミが鳴いていて、まだまだ夏だな〜と思ったり、反対にもう稲刈りをしている田んぼもあり秋がすぐ近くまでやってきていることを感じたり、季節の変化を体感するとこができました。途中に立ち寄った坂口記念館では、おいしい甘酒をいただきながら、発酵工業発展の礎を築いた坂口謹一郎、日本のワインぶどうの父・川上善兵衛のお話を聞かせていただき、上越や上越のお酒に、より愛着を持つことができました。


またお昼は米山カントリークラブでいただき、はじめてのゴルフ場を楽しみました。

サイクリング自体は、途中短い登りがいくつかあったのはちょっと大変でしたが、参加者のみなさんでのんびり楽しむことができたと思います。


次回は10月、長野まで遠征です!これまでにない楽しい旅になること間違いなしですので、たくさんの参加者の皆さまとサイクリングできるのを期待しています!



〈自転車ガール 綱嶋 香澄さんの感想です〉


6月の初心者サイクリングは天候が悪く中止になりましたが、8月はとても天気に恵まれました。快晴でしたがそよ風が吹いていてとても走りやすい天気でした。さらに今回はアップダウンが少なく走りやすい快適サイクリングでした。


走っているとセミが鳴いていたり海辺からバーベキューの香りが漂ったりと夏の終わりを感じつつも、稲刈りをしている田んぼを見かけたり毬栗が落ちていたりと秋の始まりを感じられるような景色を楽しみながらサイクリングできました。


途中坂口謹一郎記念館に立ち寄って冷たい甘酒を頂きました。飲みやすくてとても美味しかったです。途中、休憩も挟みながら、お昼までなかなか遠い道のりでした…。お腹ぺこぺこの中、13:30に米山カントリークラブのホテルのレストランに到着です。やっとご飯にありつけた。


本日のランチを選んで、何が食べられるのかワクワクして待っていたら、運ばれてきたものは、なんと!!辛いラーメンでした(笑)女性陣、汗を流しながら食べました。今回は初めて砂利道を走りました。タイヤが細いぶん、バランスが取りにくく手に汗握る瞬間でした。また、初めて先頭を走らさせて頂く時間がありましたが、後ろから追われてる感じがあって1人でビュンビュン飛ばしてしまいました。すいません。


やっぱり、みんなで走る自転車は楽しいですね!次回は県外開催なのでとても楽しみです。


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2017-08-24

2017年8月20日(日)21日(月) [曇り][曇り]  『AIOLOS一泊ツーリング』


〈8月20日(日)〉
今年の夏は天候が不順で、特に関東地方では、8月に入ってから雨の降らない日はないというくらい、夏らしくない毎日だと言います。集中豪雨が多くて、狭い地区に大量の降雨になって、被害が出ると言うニュースがよく流れます。そんな一抹の不安を抱えながらの今回の計画は、群馬県の“渡良瀬渓谷鉄道”と“桐生探訪”ツーリングです。ここも当然関東地区になります。大丈夫かな?


前日まで天気予報を見ながら、持って行く荷物のやりくりは、結構面倒な事でした。出発の朝も色々ありましたが、それは置いといて、とにかく群馬へ向かって、WT副会長運転のワゴン車は一路群馬県の“大間々”へ向かいます。高速を走ること240km。見事に10時一寸前に到着でした。ここから今日の参加者4名それぞれの自転車を輪行袋に収納して、渡良瀬渓谷鉄道の“トロッコ列車”に乗り込みます。


今日の参加者はWT副会長とボクの男性2名と、HYさんとYMさんの女性2名です。複数の女性が一泊ツーリングに参加されるのは、久しぶりな気がします。お二人とも今のボクよりもちろん力がありますし、走りに何の心配もいらないベテランです。お二人はお友達ですから、普段の何気ない会話も遠慮無い言葉が飛び交って、聞いて居ても軽妙で楽しくなります。


トロッコ列車という名の通り、4両編成の2号車3号車が、屋根はありますがサイドの窓や壁がなく、危険防止の為の、ステンレス製パイプの手すり(柵)があるだけの、吹きさらし状態の車両です。今日は夏休み期間中の日曜日ですから、さぞ混み合っているかと思っていましたが、1両目の車両も4両目の車両も、ほとんどお客さんの姿はなくて、2両目3両目の吹きさらし車両に集中して何人かのお客さんがいます。


切符には座席が指定されていますが、ほぼ空いている席には自由に移動できますので、景色によって右に行ったり左に行ったりして、撮影ポイントを選べます。渓谷や渓流の美しさは見事です。風の感触も自然や車両の音も景色の色も、全て体全体で体感できます。列車がカーブするときの“キュー、キュー”と言う甲高い擦れ音をダイレクトに耳に入れると、隣にいる人の声も聞こえません。


それでもどなたも、1号車や4号車に移動する人は居ません。全国どこにもある“第3セクターの鉄道”ですが、こちらもかなり工夫と努力で、“渡良瀬渓谷鉄道”の特徴付けをしています。その一つに、ここだけのお弁当があります。ボク達は“やまと豚弁当”を予約してありました。豚肉が上手に味付けされて、ご飯にのっかっています。お弁当のおいしさはもちろんですが、包装紙の裏に沿線の観光案内が印刷されて居るのです。


親切だしこれから行く先の特徴などを知ることになって、より一層旅の興味が沸いてきます。お弁当にはお茶がセットされていました。ペットボトルの材料ですが、昔懐かしい急須の形をしたお茶です。更に更に、今は懐かしき“手ぬぐい”のおまけまで付いています。この手ぬぐいにも渓谷伝いの観光案内がプリントされて居て、家に帰ってからも思い出に浸ることが出来ます。


時折車内販売員が回ってきます。最初は手籠で小さい物を販売していましたが、通常良く見るキャスターの付いたワゴンも回ってきます。「頑張っているなあ!」の思いより「情緒ある旅を演出してくれているねえ!」の感じです。停車駅にも特徴があって、駅員さんが昔の駅弁売りのように、ホームから物を販売しています。窓がないので「お客さん、買って下さいよ!」と直ぐ側で言われる事になるわけで、一寸苦笑してしまいます。


売っている物は“トマト”であったり、“冷えたキュウリ”だったりですが、HYさんの気持ちを掴んだのは、“カレーパン”でした。ここだけの味はどんなだったんでしょう。又、“温泉のある駅”もありましたし、長~いトンネルに入りますと、天井にセットされていたイルミネーションが一斉に点灯する仕掛けもありました。そして車掌のおかあさんは、切符の確認をしたり、時には販売員になったり、又時には景色を紹介するガイドさんだったりします。


列車のスピードも、絶景ポイントになると超徐行運転もしてくれます。“神戸(ごうど)”とか“沢入(そうり)”等読めない駅を過ぎますと、やがて12時24分。“足尾”に着きました。足尾銅山で賑わったかっての街並みも“今は昔の物語”。静かな山里の風情です。ここから自転車の旅が始まります。鉄道の終着駅はもう一つ先の“間藤(まとう)”です。そこまで自転車で行ってみる事にします。


間藤の町外れにある“古川橋”は、道路用鉄橋として貴重な産業遺産だとか・・。少し雨が降ってきました。「急ぎましょう」来た道を帰ります。切り立つ両側の山に挟まれたR122を4台のレーサーが連なります。雨が収まりました。以前来たときには山肌に“カモシカ”を見る事が出来ました。下り勾配は、快適です。この調子なら今日の予定は“楽勝”だと誰もが思ったものでした。・・・が・


“草木ダム湖”に寄り道します。橋の上から湖を見ますと、水中から噴水が立ち上がって居るのが見えます。高くなったり低くなったりして、見飽きません。湖の中の噴水って他にもあるんでしょうか。噴水の向こうにダムが見えます。割合直ぐそこに見えます。「国道から離れて、湖周道路を行きましょうか」皆さんの意見が一致して、橋を渡って国道と反対側の道を行きます。これが想像を越える山道だったんです。


「ナンダこりゃ!」坂はここだけだろう、と皆さん思った事でした。だから「引き返そう」って言う人は一人も居ません。これで終わりなんだろう。と何回か思ったものでした。かなり時間と体力を消費して、ようやく国道に戻った時にはこの思わぬ道草で、かなり余裕がなくなってしまいました。国道へ出たら“星野富弘美術館”の喫茶店で「スイーツを頂こうね」と楽しみにしていたのですが、残念!既に16時近いです。


今まで静かだった国道122号線ですが、この時間になったら、やたらに車が多くなりました。緊張を強いられて狭い道を車と一緒に走ります。その上、下り坂一辺倒ではなくて、結構下り道の後に又上り道になると言うアップダウンが連続します。ようやく大間々の街に入った時にはホッとしました。16時32分。“日本一醤油”と言う老舗お醤油醸造所に立ち寄ります。HYさんやWTさん達が予め調べておいたお店で、“お醤油アイス”が目的です。


味わった事がないような珍しい味のソフトクリームです。決してイヤでない、むしろ「もう一個」と言っちゃいそうな美味しさです。17時。“大間々駅”に着きました。今日の走行距離は47,7kmでした。距離より走った感があります。4台の自転車を車に収納して、宿へ向かいます。今日の宿は、群馬県の最も東にある太田市の“藪塚温泉 ホテルふせじま”です。AIOLOSのクラブランで、こんな立派なホテルに泊まった事があっただろうか?地上7階建て。


玄関入り口前には“天皇皇后両陛下ご来館記念植樹”と書かれた看板があります。みんな静かに入館致します。先ずは入浴で汗を流しましょう。6階にある展望風呂からは、動いている電車や駅が見渡せます。両毛線でしょうか。曇ってはいますが、雨も降らなくて「いやあ~イイねえ!」とWT副会長さんと笑顔で頷き合います。


これから2つ目の目的“ひもかわうどん”を食しに街に繰り出すのです。ボクは本格的な“ひもかわうどん”を現地で食べるのは初めてです。それぞれのお店で作り方や味付けなどに特徴があるのでしょうが、ボク達が行ったお店の“ひもかわ”は、ナント幅が13cmもあるんです。弾力もあって「これはおいしいわ!」これだけでも来た甲斐が十分あります。楽しい夕食の時間を過ごして外に出ますと、桐生市街は既に静かな街灯の世界でした。


宿に戻ったのは午後10時を回っていました。WTさんと明日の行動のミーティングを簡単にして、ボクは睡魔のおもむくままに、分からない世界に入っていきました。ムニュムニュ。


〈8月21日(月)〉
ピッタリ6時に目覚めました。窓の外は曇っていますが、今は降っていないようです。屋根が濡れているようなので、夜中には降っていたのかも知れません。朝湯に行きます。WTさんは未だ熟睡のようです。誰も居ない露天風呂で、手足を存分に伸ばします。ほんとに気持ちが良いものですね。ここのホテルのお風呂が良い所為なのか、単に家から離れて仕事をしないから、気分が良いのでしょうか?


部屋に戻ってテレビを付けても、「もう7時30分だから、そろそろ起きなくて良いのかね」と話しかけてもWTさんはグズグズしています。よほど普段の疲れがあるんでしょうね。朝食の約束時間8時になる直前に、起床しました。4人で朝食会場のバイキング料理を頂きます。朝食時間でもYMさんは楽しい人で、何を言っても憎めない人です。9時30分にチェックアウトしました。ナント、ホテルの直ぐ前が“三日月村”の入り口だったのです。


自転車に乗らなくても徒歩で2分です。山に入っていきます。それは取りも直さず藪の中に入っていくという事になるのです。昔の街道を歩くように、関所があったり、旅籠(はたご)があったり、茶店があったりと、古い崩れ落ちそうな木造の家が所々に建てられています。ここの村では現在使われている貨幣は使用出来なくて、昔の貨幣価値“文(もん)”等に両替しなければならないのです。


ボク達は簡単に見るだけですので、ここで使えるお金は持ち合わせていません。昔の着物を着た人形が家の中にいます。色々な想像をさせる、人形達の表情です。ワイワイ勝手な感想を言い合って笑いながら歩きます。とは言っても、この時間に入場しているお客さんは、私達だけのようですけどね。あっという間にYMさん以外、蚊に刺されてこれは強烈なかゆみです。茶店のおばさんに“キンカン”を頂いて塗りました。


「ここの蚊は人なつっこくて。くっつかれて大変ですよ」ポリポリ。雨上がりの所為かも知れません。でも面白かった見世物でした。笹沢佐保氏の小説“木枯らし紋次郎”の架空の村なんですね。WTさんは、この街の郊外にある“石切場”を見たいという事で、この後も車の旅が続きます。これ又山の中にあって再び藪の中を歩く事になりました。「今日は良く歩く日なんですね」とYMさん。蚊を避けるためにうちわをを持ちました。


それにしてもYMさんは蚊に刺されません。それをご当人は喜んでは居ないようで、悲観的な事を言っています。“皆と一緒の体験をしたい。”とか“蚊にも相手にされない私”と言う事なのでしょうか。石切場への細い山道は行き止まりになりました。今は安全を確保できないという理由で、一般に開放されていないようです。WTさんのみ行ける所まで行ってきました。「見て来ましたよ。切り立っていてスゴイです。」


さて、桐生に来たからにはどうしても“絹の街”を実感したいものです。何軒かの繊維関係の施設がありますが、“桐生織物記念館”を訪れました。入って直ぐの部屋には、繊維製品中心のお土産があります。2階に上がると絹織物の歴史が展示されています。2人のおかあさんが優しく一生懸命に説明をしてくれました。一生懸命さとにこやかさは、桐生市の印象を凄く良くしていると思いました。ありがとうございました。


何となく満たされた気持ちで出ますと、昼食時がもうかなり過ぎているのに気づきました。こだわりのないボクは「冷やし中華で良いよ」WTさんは「それではラーメンに決めます」と。“らーめん芝浜”へ直行します。ラーメンに特にこだわりのWTさんは、ツーリングに来る前から調べて置いた一押しのお店だったんですね。スゴイ人気店だという事で「2時近いこの時間では終了しているかも知れない」とかなり心配しながら車を走らせます。


「アッ、駄目だった~!」店の前に立て看板があって、“麺が終了しましたので閉店致します”と、無情にも・・。気を取り直して“志多美屋本店”へ向かいます。今度はラーメンではなくて、“ソースカツ丼”です。さすがに若い人達はボリュームのある食べ物が良いのですね。ここも待つ事30分。“厚切りソースカツ丼”をボクも注文しました。厚切りカツが6個どんぶりに敷き詰められています。


ご飯が見えません。カツ最後の一個、WTさんに助けて頂く事になりました。お腹が膨れるほど満腹です。良かった良かった!最後に“天満宮”参拝で旅を締めくくりましょう。関東五大天神で菅原道真公を祭神とする、この辺りの総鎮守様という事です。お宮さんの建物の大きさは、驚くほどの大きさではありませんが、横から後ろに回ってみますと、その緻密な彫刻が見事で目を射るすごさです。


神社建築の技術の最高峰のものとして、群馬県指定重要文化財に指定されているとの事です。今日は自転車走行距離0km。桐生市内ドライブ観光でした。それにしても昨日から今朝に掛けて桐生市内でも「とんでもないほどの雨でしたよ」と街の人に聞かされて、雨に気がつかないほど幸運なコース取りで、「雨からすり抜けたツーリングだったのだなあ」と感謝の気持ちで帰路につきました。知らない所を走るって解放されますねえ。


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2017-08-17

2017年8月17日(木)[曇り][晴れ]    それでも走らないより良いかな


お盆の忙しさに落ち着かない日々でしたが、そうも言っていられません。クラブランでツーリングが目前に迫っているのです。力の衰えを痛切に感じているこの頃ですのに、走らなければなおのこと、体が鈍るばかりです。でも時間を掛けてじっくりという余裕もないので、僅かでも体を動かしておくことにします。お花見ランでよく走るコースですが、結構な坂道のある国府団地の中を走ります。


8時05分。朝の街並みは人影も少なく、時折見える人も今日のスケジュールの準備でしょうか、そそくさと家の中に入ってしまいます。お盆明けのこの時間に自転車に乗って遊んでいる人など居ないですよね。曇り空の中を団地の道を行きます。一番高い所まで調子の出ない体調のまま上り詰めました。そして下り切ると間もなく“林泉寺”に着きます。8時25分。4,8km。昔と違って、今はもう簡単に境内に入ることは出来ないのですね。


しっかりと塀に囲まれて、ゲートの入り口を通過しないと、入ることも見ることも出来ないのです。ランニングの人がゆっくりとしたペースで、駐車場辺りから出て行きました。雲が切れて日差しが降り注ぐようになって来ました。夏の日差しですから、やはり暑いです。さあ次は“春日山神社”下の階段を目指します。以前に比べれば新しく出来た道は、バスも通れるほどの道幅もあって、かなり緩やかなスロープになっては居るのですが、ボクにはやはり簡単ではありません。


ゆっくりしたペースで辿り着きました。8時35分です。5,5km。汗を一杯かいています。こんな朝ですが、駐車場には数台の車が停まっています。そして目の前の一直線に上がっている階段は、いつ見ても「長い階段だなあ!」と思わされます。136段には訳があるようですが、ボクにはよく分かりません。次に行きましょう。ここを下って“正善寺ダム”を目指します。下り道は楽チンです。


ブレーキを信用して適当なカーブを楽しみながら、下っていきます。下りきる直前に、上ってくる赤いシャツの集団が見えます。もっと近づくとその集団は、通学用の自転車に乗った女子(中学生?)達3名でした。赤いのはお揃いのTシャツです。すれ違ったのでその後のことは分かりませんが、この道は脇道がないはずですので、ママチャリで春日山を目指して行ったのでしょう。部活でしょうか。


若いって凄いなあ!煩わしい“春日山町”交差点を通過して岩木方面へ向かっています。道路工事中の箇所がありました。交通整理員の人の親切な誘導で通過すると“上教のグランド”の横を通ります。グッと人家がまばらになって、アブラゼミの合唱が大きく聞こえて来ます。いよいよ正善寺集落になります。いつもひっそりとした心安らぐ風情の集落は、県道200号線に沿って家並みが続いています。


“中正善寺”を過ぎて“下正善寺”も集落が途切れると、道の勾配が一気にキツくなります。途中上から下ってくるサイクリストがいます。会釈のタイミングを計っているうちに、一気にすれ違い走り去って行ってしまいました。「挨拶も出来ないで!」と内心で思いながら、ー踏み一踏みのペダリングを続けます。間もなく上り詰めるかな、のタイミングで音もなしにレーサーにのった若い男性が、すっすっと追越していきました。


あれっ、さっき下っていった男性だ!坂で練習なんだな。「声ぐらい掛けろよ!」と又思いながら、やっとダムの水が見える所まで、辿り着きました。彼はどこへ行ったのかな?見えません。9時05分。12,9km。日陰でメモ帳にボールペンを走らせます。息が弾んでいるせいか、立ったまま書いているせいか、いつもメモ帳の字はきれいに書けません。ダムの水はかなり水かさが高いように見えます。


雨で十分蓄えられているのでしょう。そしてダム周囲の樹木を映して、水の色は一面グリーンです。グリーンの水面が優しい風に吹かれて、さざ波を立てています。静かです。どこから来たのでしょう。顔を上げると直ぐ近くに、先ほどの若者がゆっくりボクの方に自転車で近づいてきます。「速いですね。何本走りました?」「3本です。」笑顔を見せました。「これから仕事ですので、帰ります。」「お疲れ様でした。」走り去って行きました。ボクも帰ることにします。アブラゼミに混ざってニイニイゼミも夏を謳歌しています。


ダウンヒルの所為もあってか、帰路は脚が楽になっています。30分くらい過ぎないと、体は調子が出てこないんでしょうね。全然速くは走れないですが、脚が楽になるのって、快適です。家路へのコースは最短コースを選びます。でも出来るだけ大通りは避けています。9時42分。帰宅です。走ったうちにならない距離ですが、25kmで終了です。ヤッパリ暑いワ!

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2017-08-04

2017年8月3日(木) [曇り][晴れ][晴れ]      今日もイイ天気!


昨日遅まきながら今年の“梅雨”も上がったと言います。「待っていました」とばかり、昨日からお空は30℃を軽々クリアしていきます。今日はそれでも予報では最高気温が31℃ほどと言う事で、特に午前中は曇ベースで30℃にはならないようです。行きます。でも行き先が決まりません。海辺よりも山側が好きなんですけど、あんまり山奥にも行きたくないし・・。どこへ行こうかな~!っと。今日も暑いし、お手軽にあそこにしよ~っと!


決めました。もう何回となく行っている“桑取りゆったり村”往復45kmほどです。山道ではありますが、民家も続いていますし、車も適当に通ります。8時自宅を出発です。海岸道路を西に向かって走ります。走り出す前までボクの体はグテッとしていた割には脚が回っています。調子良いのかな。そんなわけ無いはず。ナンダ追い風だったんです。海水浴場には既に遊んでいる人達が見えます。走っている道の脇には“ひまわり”がきれいに並んで咲いています。


そして崖崩れをした場所では、ブルドーザーが工事中という事で、現場に置かれています。
郷津のフィッシングセンター前を通過します。5km地点です。朝から釣り客が来ています。今日はボクの“一人ラン”ですから、コンビニにも寄らないで、又長浜住宅街にも入らないで、そのまま国道8号線の歩道と共用の“久比岐サイクリングロード”を行きます。街並みのどこかで向かい側に渡らなければなりません。


街外れに近い所で、信号機のボタンを押しました。どんどん通っていた車達が信号機一つで停車します。大型トラックの前をボクの自転車が渡ります。何だか申し訳ない気がします。さあ、ここからは車道と完全に分離された、歩行者と自転車のためのサイクリング道路です。いきなりトンネルに入ります。寒いほど外気との気温差があって、自然の不思議を感じます。抜けますと間もなく有間川の交差点です。


地名は“有間川”ですが、流れている川は“桑取川”です。ここまで約10km。8時40分です。いよいよここからシーサイドを離れて、山道コースに入っていきます。最初からセンターギヤで行くことにします。未だ風は海風のようで、背中を押してくれます。アブラゼミやヒグラシが今こそ我が世と鳴き競っています。小さいアップダウンを幾つも超えて、次第に里山の風情に入っていきます。目的地も近づいて来ます。


水分補給と汗ふきのために何回か休憩を入れましたが・・。後4~5kmかと思われる地点で、心臓の鼓動が早くなって、「これってもしかしたら、熱中症?」日陰で少し休み、ボトルの水を十分に体に取り込みました。そしてゆっくり走ってみます。変化はありません。後で考えますと、単に上り道での心臓の鼓動だったのかも知れません。桑取川の流れは多くの水量ではなく、静かな感じで流れています。


桑取小学校跡地を過ぎたところで、“かみえちご山里ファンクラブ”の建物があります。2人の女性がボクを見つけて「こんにちは!」と声を掛けてくれました。開放感のある人達です。慌ててボクも、声が間に合わないので首を縦に振るのが精一杯の挨拶になりました。(恥ずかしい)あまり車も通らない静かな里山の道を静かに走ります。まだアジサイの花が咲いています。アジサイって6月の梅雨時の花かと思っていたのですが・・。


横畑に着きました。ここを左に曲がると目的地“ゆったり村”です。ここまで来て気がつきました。そう言えばゆったり村って木曜定休日だったよな。別に入館するわけではないのでお休みでも良いのですが・・。玄関前に着きますと案の定、目の前の駐車場にはほんの数台の車しかありません。建物の玄関も中が暗くて、いかにも休館日という感じです。3段ほどの石の階段に腰を下ろして汗を拭きます。


9時30分です。ここまで21,4km。以前には木曜定休日だとは知らず、家族連れでここまで来たものでした。玄関前に来て「あゝ、お休みなんだ!」と戻ったこともありました。建物の中から白い半袖のYシャツを着たおとうさんが出て来ました。「木曜日はお休みでしたね」「イヤ、やっていますよ。7月8月は休みなしです」えゝ、そうだったんだ。外が明るすぎるせいか、中がいかにも暗いお休みモードに見えたものでした。


(失礼しました。)玄関前は日陰ですし、体をすり抜けていく風が涼しくて、気持ちが良いですね。キリギリスの鳴き声が聞こえて来ます。顔の汗が引きました。背中は汗が染み込んだインナーが張り付いて、帰宅してからのシャワーの楽しみです。9時37分。帰りましょう。来る時のじっくり眺めていた景色が、今度は反対向きの景色になって、かなりのスピードで後ろに飛び去って行きます。


下り道になると舗装の痛みが体に強く感じます。小さく体を左右に傾けながら、コース取りをして走ります。10時07分“谷浜公園入り口”です。公園の丘に上がったところで、反対から上がってきたサイクリストと対面する格好になりました。どなたか分からないまま会釈を送ります。相手も応じて会釈を返してくれました。すれ違いの寸前、真横に並んだ時点で相手の方がぐるっと回って、こちらに並ぶ格好になりました。


おゝ、この春からレーサーに乗ってくれています警察官のSさんでした。「頑張っていますね」「今、ゆったり村まで行ってきたんです。未だ少しでも日差しの弱いうちにと思いましてね。Sさんはどちらまで行かれますか」「糸魚川往復しようと思っているんですよ。どの位時間が掛かりますかね?」「時速30km以上でしたら2時間位で帰れると思いますよ」「そりゃ無理だ」「気をつけて!」「じゃあ!」


10時20分。33,8km。海を見下ろせる谷浜公園展望台(丘)に居ます。斜面の広場でおじさんが、芝刈り機を使って伸びた草を均一に刈り込む作業をしています。軽快なエンジンの音と共に機械の通った後は、きれいに縞模様が出来ています。下から右横にそして左折して丘の上までコンクリの広くはない道が出来ています。今までなかった道です。草刈りのおじさんに「ここは何ですか?」「車椅子の人のスロープですよ」


「あゝ。ここ自転車で上がっても良いんですか?」「それは構いませんよ」でも今日は歩いて高いところまで行きます。いつ来てもいつ見ても晴れ晴れしますね。やはり高いところが好きなんですかね。人間って。(いやボクって)心をいたわった後、家路へ着きます。今度は長浜の街中を通るコースで8号線に出ました。信号機のボタンを押して横断歩道を渡りますと、もう後数キロのペダリングでゴールです。


郷津海水浴場で一生懸命呼び込みをしているおじさんが居ます。「暑い時が勝負」と言う商売もあるんですね。みんな一生懸命生きているんですね。頑張って下さい。新しい水族館を建設している現場を過ぎます。ここでも汗を流して大勢の人達が働いています。程なく街中に入りました。ウイークデーの木曜日ですが、街中は静かです。11時。帰りました。走行距離は44,5kmでした。「さあ、シャワーだ。シャワーだ!」

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2017-07-22

2017年7月20日(木)[晴れ][晴れ] 熱中症ってどの位我慢するとなるんだろう


やっと乗れる時間が出来ました。どうしても今日は乗るんだから!それにしてもどこを走ったら快適なんだろうか。少しでも涼しい所と思って「○○を走ろうかな」と標高の高い所を言いいますと、「山は熊が出るかも知れないよ」とカミさん。「そんな事は滅多に無いし」と思うのですが、ほんとに出くわしたらイヤだし・・。近くの平らな道は景色が見慣れていて新鮮味が無いし。


うん、しばらくぶりにあそこへ行こう! 7時50分。車に自転車を積んで“カーサイクリング”の始まりです。全国どこへ行っても今、豪雨でなければ猛暑です。新潟県上越地方にも“熱中症厳重警戒”注意報が出されています。上越の今日は予想最高気温34℃です。「高齢者ほど注意をして下さい。」としょっちゅうテレビラジオで注意を呼びかけています。こんな日にサイクリングなどしても良いのでしょうか?


暑さをどこまで我慢すると熱中症になるのかな?“水分補給だけは小まめに”を、忘れない様にしましょうか。車が着いたのは8時30分。ここは“日本海フィッシャーマンズケープ”です。ここから今日のサイクリングが始まります。行き先は、以前の“初心者サイクリング”で行った事のある“広田鉱泉”です。柏﨑郊外の道をたどると、静かな山里にひっそりと存在する、ひなびた温泉があるのです。


そこを目指します。もうかなり以前に行った所ですから、道の状況など忘れてしまっています。そんな新鮮味もあってかなりウキウキ気分の木曜サイクリングです。いきなり国道8号線は緊張です。朝から国道8号線はやたらに暑いです。ここから柏﨑方面へは、結構なアップダウンの道で、どうもギコチないハンドルさばきで、快適サイクリングにはほど遠いスタートです。


8時55分。鯨波交差点です。クジラの地下横断道がある所です。バンバン車が走る国道を信号機で横切り、嘘の様にグッと静かになった県道73号線に入りました。“鯨波 宮川線”です。静かで平坦でのどかな道を進みます。でもそれも束の間、じんわりと登り坂になって来ました。目に見える訳ではないのですが、林の直ぐ右に“北陸自動車道”が走っているらしく、車の走る音がよく聞こえます。


ボクが走っている道の左側は日陰が多く、これはラッキーです。朝から非常に暑いのに上り坂で又汗かきです。家の庭には“ストレチア”かと見間違えるほど鮮やかな、オレンジ色の“グラジオラス”が暑い日差しに負けじと咲いています。ゆっくりゆっくりと坂を上ります。日陰が途絶えると、降り注ぐ太陽と照り返しが強烈に来ます。努めてボトルの水を喉に流します。約5,5km地点で一度下り始めました。


ヤッタ!下りだぞ。と思ったのは早とちりでした。再び上ります。9時15分。7,0km。今度こそ下りです。ホッと出来る快適ダウンヒルですが、ナント1,7kmで下りは終わりです。わずか3分の喜びでした。平坦な部落に入ります。家並みを走ります。カンカン照りです。一寸“熱中症”の不安を感じます。別にどこか体がおかしいとも思いませんが、どこまで我慢をすると身体に異常が来るのでしょうか。


未体験ですから何となくの不安を感じます。“新潟産業大学”の前を通ります。また少しの登り坂があります。越えて間もなく、出ました“安田”の交差点です。9時40分。14,1km。R291を右折です。そして“北条”からは県道72号線に変わりました。ずっと道や佇まいが、ローカル色になります。いいですね~!人影も少ない通りですが、たまに出会うおかあさんやおとうさん達の顔は「どこから来たんだね」とか「ご苦労ご苦労!」とか言いそうな、温かさが感じられます。


9時52分。17km。“北条駅”小さい可愛い静かなローカル駅です。でもJR信越線ですけどね。小休止します。駅は無人です。ホームまで出て記念に写真を一枚撮らせて頂きました。キリギリスが鳴いています。更に行きましょう。線路と平行した道路です。後ろから電車が来ました。カメラを出している間に通り過ぎて行ってしまいました。かなり老朽化した車両に見えました。悲しいような美しいような気持ちで見送りました。


10時15分。22,3km。“越後広田駅”に到着です。ここも誰も居ません。丁度今度は反対方向から、つまり長岡方面から柏﨑方面への列車が入って来ました。停車した車両には“直江津行き”と書いてあります。一人下りて来ました。70才近いおかあさんです。「教えて下さい。広田鉱泉はどう行けば良いのですか」「あゝ温泉ですかね。どっから来なしたですね」「直江津です」「」そうですかね。そりゃ温泉の社長、喜びなさるわ」


あまりに大雑把な案内で、方向だけは分かった気がしましたので、「分かりました。有り難うございました」と言って別れました。ですが中々行った道は見つからなくて、どうでも良くなって、「別に温泉に入りに来たわけではないし・・」それにしても看板ぐらいあると思ったけど、何もないんですよ。駅前にも地図もないし。もっとしっかりと地図を用意しておけば良かったんだな。


ガーミンのナビ機能が付いたメーターを忘れて来たのが、少し残念に思ったものでした。(ほんとはそれほど残念には思っていませんが・・。)では、後ろ髪が引かれる思いもなく、帰り道にします。10時25分。来る時よりも帰りの方が早く感じます。キリギリスに見送られながら、北条を過ぎて安田に来たのは10時45分。30kmです。交差点で一服するのに丁度良い信用金庫の建物が・・。冷房の効いたATM室で体を冷やしましょう。


少しほてりが静まったかと思って外に出ますと、一気に真夏の暑さです。この時点で未だ“熱中症”になっていません。往く時に見ていて気になっていた“夢の森公園”が、産業大学の隣にあります。建物があります。入ってみることにします。建物はほんの入り口で、広大な公園の敷地には自然の状態を遊ぶと言う考えで、池があったり小川があったり丘があったりして、色々体験しながら学べる自然公園なんですね。


受付のお姉さんに説明を聞いて、未だどなたも居ない体育館のような建物の一部にある、喫茶コーナーへ。お勧めの“ミルクソフト”を頂くことにします。濃いミルク味のソフトクリームで、休憩方々お腹から体温を下げてくれます。11時00分。さあ、行きましょう。来る時の下り道は、今度は上り道になるんですね。わずか3分ほどのダウンヒルだったはずなのに、上り道のナント長く感じることでしょう。


およそ往復45km前後だろうから、逆算すると後6kmかな?ボクの場合上り道は急いでは駄目なんです。ゆっくりでも絶え間なく進みます。踏めない重さではありません。アブラゼミが複数で鳴き競っています。暑さに拍車が掛かります。ようやく上り詰めたようです。とうとう今日もインナーギヤを使わないでクリアしました。下り道はほんとに楽ちん楽ちんです。鯨波の集落を通りすぎます。喧噪の8号線が見えてきました。


左折して大型トラックが行き交う道の端っこを、エッチラオッチラ上ります。道を横断すると、スタート地点のそこが今度はゴールとなる建物が見えます。11時55分。44,5km走りました。いくら言ってもどうしようもありませんが、ナンテ暑い日なんだろう!車のエンジンを掛けると共に、何はともあれエアコンを22℃にまで設定します。それから帰り支度に掛かります。“炭酸ビタミンジュース”が喉に染み込んでいきます。フ~!


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2017-06-30

2017年6月29日 [晴れ][晴れ]    望みは高く、でも現実は厳しい!


相変わらず午前中だけ自由時間のボク。なのに無謀にも「“野尻湖”へ行って来るよ」と8時になって家を出ました。何となく、割と気楽に行って来られそうな気がしたのです。何の勝算もないのに・・。今日も関川河川敷の左岸を中央橋目指して走ります。一日中“曇”の予報とは裏腹に、かなり日差しが降り注いできました。直ぐに汗ばんで来ます。日焼け止めクリームも塗ってきませんでした。どうしよう・・。


国土交通省の黄色い車が、土手の法面の草刈り作業の準備をしています。普段車の乗り入れを禁止しているので、滅多に見ないここでの車です。この時期目に付く花もない、どこを見ても緑一色の景色の中を、割と快調に走ります。8時28分。9,2km。河川敷道路から一般道路に出ました。中央橋を鴨島方面に向かって走っています。そうかこの快調さは北風で追い風だったんですね。ヤッパリ!


間もなく子安交差点になって、いよいよ国道18号線に出ました。8時38分。11km地点です。道幅が広くて路側帯もしっかりありますから、走りにくい事はありませんが、やはり緊張感が違います。車の平均速度が高いです。9時12分。21,8km。“新井道の駅”です。暑い!そして熱いです。今日は28℃にもなる様なのに、ボクは日焼け防止の長袖のアンダーシャツに、夏用のロングタイツなんです。


年齢と共に、肌が乾燥するから日焼けしてはいけないのだそうで・・。デリケートなボク!ここまでは何とか普通に来たつもりですが“志”の交差点を過ぎると、いよいよ上り坂が待っています。ここまででも、かなり暑さで消耗しています。それでも先週“南葉山”を上っている所為か、センターギヤでのペダリングを続けています。長い長い上り道がこれからもっともっと続きます。9時38分。26,3km。藤沢除雪ステーション。


ここには今はトイレは無くなりました。一息入れて再び進みます。9時58分。29,8km。水分補給が激しい所為か、広~い駐車場にあるトイレをお借りします。未だここは中郷区のようです。日本最大級の除雪機関車が置いてあります。少し走っては休み、又走っては休みを繰り返しながら、徐々に標高を稼ぎます。何回も休憩しなければ脚も水分も保ちません。10時21分。32,6km。“関山”交差点です。お腹が空いてきました。


持って来た“一口羊羹”をお腹に入れます。最初の元気はどこえやら、やたらに疲れます。10時40分。34,8km。“トマト”です。人気の農産物直売所ですね。ここでも休憩。テントの日陰にいると、北風が気持ちいいです。今日はとても“野尻湖”は無理です。久しぶりに“妙高高原駅”に行ってみる事にします。ボクの目標はあっさり変更です。そんなに野尻湖は近くなる訳がないですよね。


18号線“豊橋”から左折して、駅に向かって下ります。こんなに下ったかな?と思うほど、結構駅まで距離がありますね。1kmはあります。11時15分。40,3km。“妙高高原駅”に到着です。かって温泉観光地の玄関口としてで賑わった“田口駅”の面影とはかなり雰囲気が違う様に思います。みんな車を使って直接ホテルに行かれるんでしょうね。駅前にあった大きなお土産屋さんが、2軒とも無くなっています。


“石田屋”さんのあん餅や笹寿司は今でも覚えています。時代はどんどん変化して行くんですね。と思いにふけっていた直後に、“香風館”と書かれたマイクロバスが、駅前に横付けに停まりました。時をおかずに、今到着した電車から降りた、10数人の団体さん達が、今度はこのマイクロバスに乗り込みました。皆さんかってのお母さん達ばかりですが。女性は団体行動が苦痛では無いんですね。男性は・・?


観光客の駅利用者は少なくなって、かっての賑わいは無くなったとは言え、未だ未だ玄関口の役目も担っているんですね。駅外のベンチに腰を下ろして疲れを癒やしていると、涼しい風が体のほてりを冷やしてくれて、快適です。ここまで来た理由はもう一つ。AIOLOSの会員さんのお店に寄る事です。食堂“十五家”さん経営のKKさんの所です。上越へ戻る道になりますし、左側ですので国道を横断しなくて済みます。


お店には11時45分頃に着きました。42kmです。時間も丁度の“ランチタイム”です。お店の前に自転車を立て掛けていると、ご夫婦でお出迎えしてくれました。「どうしました?」「野尻湖へ行こうと思って出て来たんだけでど、力尽きました。」「今日は蒸しているからね」「いやあ、疲れました!」未だボクが最初のお客らしく、好きな位置のテーブルに座りました。体が火照っているので、“冷やしラーメン”の注文です。


出来上がってくる前に、冷たいお水とアイスコーヒーが体に染み込んでいきます。自転車のお話だけで無く、色んなお話の中でご主人は「もう8月でこのお店も止める事にしたんですよ」と。「タイミング的に丁度良い機会なんです」ボクより若いのに先に止めるなんて、何だか先を越された感じで小さい衝撃です。色々考えさせられます。12時15分。さあ、帰らなくちゃ。お見送り頂いて、サドルに跨がりました。


帰路は基本ダウンヒルです。ルンルン気分で軽く考えていましたが、よく考えると家まで未だ40km程あるんです。とても午後一にカミさんのお供は出来ませんね。事故の無い様にそれでも精一杯走りました。13時20分。69,4km。子安交差点です。来た時と同じ道を逆走します。河川敷の道は障害物がないだけ、北風が今度は邪魔になります。中々快適に走ってくれません。


幾つかの橋を潜って、ようやく黄色のアーチが見えてきました。13時55分。77,1km。“謙信公大橋”下で、息を整えます。朝、草刈りの作業を準備していた土手は、きれいに刈られて、斜面が平らになっています。そして概ねホワイトグレー色した大きな建物が近づいてきます。7階建ての屋上には機械室でしょうか、更に高い壁があって、そこにはっきりと“新潟労災病院”と緑の文字が読めます。


クランク状に曲がった道を走ります。病院の裏手を走る事になります。入院しなければならなくて、今この病院で窓から外を見ている人がいれば、「早く自分も元気になって、自由に行動したいなあ」と思う事でしょうね。誰でも長い人生には病気で患う時もあるでしょうから「しっかり治療して早く元気になって下さい」と思いながら走りました。今日も又疲労困憊。やっとの思いで14時09分。80,5km。家に辿り着きました。


風呂から上がって鏡を見ると、鼻の頭が赤くピカピカしています。こんなお天気になるとは・・。でも一つ満足している事があります。今日はインナーギヤを使わなかった事です。ボクなりの小さい満足です。

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2017-06-22

2017年6月22日(木) [曇り][晴れ] 時間が無い時は・・


家庭の仕事の一週間分をこなすのが木曜日で、今日も色々スケジュールがある様です。昨日から梅雨入り宣言をしたにもかかわらず、今朝は雨も降っていないし、何より先週の久しぶりランの後の疲れ方のひどいのに、かなりのショックを受けたので「乗らないと!」の思いが強くボクにのし掛かっています。人間の体って直ぐ衰えるんですね。どうしても今週も乗らなければ・・! 時間が無い時のボクの定番コースは、あそこです。


そう、“南葉山”ですよ。それも自宅からではなく、金谷山BMX駐車場からのライドと言う、極省エネプランです。8時42分。金谷山からペダリングの始まりです。“向橋”を右折し“灰塚・熊野神社”をもう一度右折しますと、南葉山へのヒルクライムコースに入ります。スタート地点はAIOLOSのクラブイベントで何回も“南葉山ヒルクライムレース”のスタートにしていた資材置き場の前です。


金谷山からここまで2kmちょっとあるんですね。屈伸運動をしたり、ボトルの水を口に入れたりして、切れの良い時間になるのを調整します。左手側は資材置き場ですが、右手側にはアヤメの花壇になっていた筈なんですが、今はそれは無くてアジサイの花が自然に咲いている様に見えます。おじさん草刈り機の音を鳴らしてウイーンウイーンバリッチーンとお仕事中です。草って猛烈な繁茂力なんですね。


8時50分。やおらスタートします。センターギヤと5枚目位の後ろギヤを踏み始めます。それも束の間。直ぐに後ろギヤを使い果たしてしまい、とって置きたい秘蔵ッ子のフロント“隠しギヤ”インナーギヤをあっさりと使う事になりました。少しでも脚に余裕が出来ると、後ろギヤをスーパーローギヤから1枚でも2枚でも小さいギヤに移しておきます。先週走っておいた所為か脚には力がある様な気がします。


でも呼吸がつらいです。息切れになりそうで、口呼吸が激しいです。口が、喉が渇きます。中間地点近く、3,2km付近。ここは今でこそ普通の林の中の道ですが、以前にはこの右手の林の中は、あるモーターバイクショップのモトクロス練習場があった所です。そんな事を思いつつ先に進みます。どうにも喉が渇きます。ボクとしては珍しく(!)ペダリングを止めてボトルの水を喉に流しました。


水分補給で少し息を回復して踏み出すペダルは、何か凄く快調です。それも束の間。再びあえぎ喘ぎの走りになります。3,5km辺りで後ろから若いサイクリストが、力んでいない走りですが、均等なケイデンスでボクの横を走り去って行きました。追いつかれる一瞬早く、気づいたボクの横向きの顔と青年の目とが合って、「あゝ、ウチャ!(コンチハ)」「・・ざいま~す(オハヨウゴザイマ~ス)」と声を掛け合いました。


一度下りに入る手前の高い所まで頑張ってきましたが、再び給水です。2度も足を突いたのは初めてです。スタート時には曇っていた空は、直ぐに強い日差しが照りつける空になって、その所為もあってでしょうね、やたら喉の渇きが気になります。ここまで道端にはほとんど咲いている花も無く、その代わり顔の周りをうろつく羽虫も飛んでいません。これはラッキーと言えるでしょう。時折けたたましい鳴き声の鳥が羽ばたいて行きます。


下りきって交差点を右折しますと、もう後1,5kmです。一人黙々と進んでいると、自転車って静かだから、「熊でも出てこなけりゃいいが」の恐怖心が沸いてきます。こっちから来たらこうやって自転車ごとぶつけて逃げようか。とか、この小さいバッグを外して遠くに放れば、そっちに気が向いてボクを襲って来ないかも。とか、かなり真剣に考えながら進んでいきます。こんな時には車が音立てて走り抜けて行かないかなあ。何て・・。


5,7km付近で先ほどボクの横を走って行った青年が、下りて来てすれ違いました。再び目と目で会釈をして一瞬の再会を確認したものでした。疲れ切ってペダリングに力が入らない状態で、1mずつ進みます。早く着いて又水を飲みたいよ~。と心の中で大声を上げています。今は使っていない“テニスコート”を左に見ながら、最後の急カーブに入ります。あと300mあと250m。


がっくりスピードが落ちてふらつく自転車で、ようやく何とかゴールしました。9時55分。65分も掛かっています。息も絶え絶えで舗装路にひっくり返ります。ここは又大きめのアリが沢山歩いています。起き上がって水とチョコを口に・・。「あ~、うまい!」見下ろす景色は主に高田の街でしょう。今年も南葉山に上がったには上がったけど、60分以内に着きたかったです。未だ未だボクの本来の体調ではないですよ。


それにしても日差しが暑いです。そしてボクの体も熱いです。息も収まりましたから、下りにします。10時22分。スタート地点まで下りきりました。10時30分。金谷山BMX駐車場に帰り着きました。今日の走行距離は約19km。短時間高負荷運動でした。証拠に体重計で悲願の70kgを切ったのです。何年も掛かって減量を心がけて来たのですが、中々70kgを切れないでいたのです。お昼ご飯をどうしようかな?

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2017-06-16

2017年6月15日(木)  [晴れ][晴れ]     8月の下見ラン

約1ヶ月も自転車に乗っていませんでした。5月下旬の“第21回センチュリーライド上信越”の準備とイベント後の後始末。そしてここ2週間ほど晴天に恵まれなかっ木曜日。久しぶりのサイクリングは一寸ぎこちないライディングに感じます。朝から眩しいほどの日差しの中に、サドルにまたがったボクは入っていきます。やはり脚を中心に、体が柔軟で無いことを感じます。直に良くなるだろうとは思っているのですが・・。


関川河川道路の今日は右岸を走っています。こちら側の道も久しぶりです。ここの所左岸を走ることが多くなって、今日の右岸側から見る景色の新鮮なこと! すっきり見える妙高山は、やや残雪の白い部分が少なくなって、隣に見える火打山の真っ白な景色とは、対照的とさえ思われます。秋の空の様な澄み切った濃いブルーではありませんが、スカイブルーに白濁の皮膜が掛かったような春の晴天です。


川原の生い茂った茅や雑草などの草むらから、鳥の鳴き声がけたたましいです。やがて黄色のアーチが見えてきました。謙信公大橋です。河川道路の両脇の法面には黄色いタンポポの花が一斉に咲き揃って、今走っている道が特別な人が進む“カーペットロード”の様です。8時38分。3,7km。謙信公大橋。この橋は“土木学会田中賞”を受賞していると書いてあります。ふ~ん!田中賞って何だろう。きっと良い橋なんでしょうね。


ここから一寸の間、緊張感を持って走ります。車の混み具合が違います。今上越市で一番人の集まる場所なんではないでしょうか。信号機に従って左右キョロキョロしながら通り抜けます。程なく田園風景になりました。ホッとしますが、それでもこの道多分農道になるんでしょうが、かなり車が行き交います。近道的価値ある道なんでしょうね。辺りの田んぼの稲の苗が、10cm位の高さで整然と並んでいます。


苗の緑の間から田の水に映っている青空と白い雲が美しいです。サギが一羽飛んでいきます。上越市クリーンセンター前を通ります。それぞれの家のそれぞれの庭に、色々な花が咲いています。ツツジ、アヤメ、アジサイの中にアオイの花が既に咲いています。ボクにはアオイって真夏の花の印象なのですが・・。少し汗ばむ程度の気温です。気温は快適ですが、体調は中々絶好調にはなりません。


頸城区に入ります。何回か走っているので地図はいらないのですが、多分かなりマイナーな道かと思われる小道を、右に左に曲がりながら“坂口記念館”に到着です。9時18分。14,3km。静かな中に重厚な雰囲気のたたずまいです。入り口に“鯉のぼり”が立っています。玄関前には“七夕飾り”があります。学校の生徒達の見学が多いのかも知れませんね。向かいの民家の仕事の音が朝の始まりを感じさせてくれます。


県道30号線との交差点を越えると、大池です。“熊に注意”の看板に身を固くします。軽トラのそばで年配のご夫婦に会いました。道の脇の小さい畑でお仕事です。お父さんが「コンチワ!」と声を掛けてくれました。「あ~、コンニチワ!」会釈して通り過ぎるだけだろうと思っていたので、ボクの挨拶が遅れてしまいました。9時31分。17,4km地点です。日差しが遮られてしまうほどの林が続きます。


“大池いこいの森駅”を過ぎ、幾つかの起伏をクリアしますと“玄僧”です。山と山との間の小さい谷間に道があって、その道に沿って山を背負う様に家を造り、向こうの山までのわずかな平場を耕して、田んぼにしているこの集落は、正に日本の原風景の形を今も残している様な懐かしさと安らぎを覚えます。20世帯あまりのここの人達は、ずっと肩寄せ合って生活をしている様に見えます。


10時9分。23,6km。吉川区原之町です。トイレのある公園です。いつも花壇に見事に咲いている花が、目と心を癒やしてくれます。静かにしているとどこからか“祭りばやし”の笛の音が聞こえてくる様な気がしました。ほんとに小さい音なので気のせいかも知れないし、テレビの中の場面かも知れませんが、何となく「良いものだなあ!」と耳を澄ませました。ヨシ、行きましょう!


上り道を少し慣れてきた脚に負担を掛ける様なギヤで、挑戦します。ダンシングを試します。あまり心肺に影響はありませんでした。うん、良いぞ!10時23分。31,7km。“杜氏の郷”更に“長峰城跡”目指して、狭い生活道路を上ります。快調です。「オッ!」ダチョウです。広い柵に囲まれた中にダチョウが一羽(匹?頭?)離されています。少し見学。他にも居るのかな?これ一羽しか出ていません。


どこに“長峰城跡”があったのか分からないうちに、ゴルフ場の一角になりました。そのままくねる様に続く道に従って進みますと、トンネルがあってその向こうに“米山水源CCホテル”があります。10時38分。34,4km。ここは柿崎区です。入り口に“マナー違反の服装の方は入館お断り”と。ボクのサイクリングスタイルはここではマナー違反になるのかな。一寸心配です。フロントで最初に確認した所です。OKでした。


今日のボクのランは、レストランを利用する為の下見です。どんなメニューがどの位の料金なのかです。少し違和感を感じながらおずおずとレストランに入って、メニューを確認させて頂きました。若いウエートレスさんが「お探しですか?」と声を掛けてくれます。「8月に何人かで来ますので今日は下見だけなんです。」「そうですか。サイクリングなんですか?」「そうです。8月に来た時には宜しくお願いしますね。」


ここから“森と水の公園”まではわずかな道ですが、あえて“ダートコース”を体験してもらおうと選びました。何百メートルかの砂利道を抜けると小さい団地があり、そして“大潟森と水の公園”になります。10時53分。36,5km。今日もどこかの学校の生徒さん達でしょうか。声が聞こえます。ここから今度はR8を横切り、旧国道(今県道129号線)に代わります。大潟区の中心街です。


静かな街中を走り、新しく出来た海の見える海岸道路へ出ます。波のない静かな海では、釣り人達が釣りを楽しんでいます。風もほとんど感じられません。舗装道路の幅が狭い所で、砂が覆っているいる所があります。以前失敗したことが忘れられません。思い切りよく勢いで砂の道を突っ切ろうとした所、見事に転倒して痛い目にあっているからです。慎重に、でも気持ちよく、海の見えるシーサイドロードをペダリングします。


発電所のある人工島が向こうに見えているのですが、中々近づきません。結構この道も距離があるんですね。計ってみました。約4kmあります。向かい風がある日はつらいコースかも知れないですね。引き続き港の中の道路を走ります。途中にトイレのある公園もあったりして走りやすい道です。港内道路の終わりは“住金”の工場脇に出ます。後は港町の街中を家まで一気に走り続けます。我が家に到着は11時40分。50kmでした。


久しぶりのサイクリングは、はっきり言って「凄く疲れました!」こんなに体って駄目になるんですね。風呂を沸かして湯船に浸かったら「あ~、気持ちイイ!」って、暫く出られませんでした。ボクにとってサイクリングは“体の調子を知るバロメーター”になっています。「又乗らなくっちゃ。」と思いながら、暫くぐっすりと“お昼寝”に落ち込みました。午後からの“お買い物タイム”で起こされるまで、爆睡状態だったようです。ヤレヤレ・・。

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2017-05-18

2017年5月18日(木) [晴れ] 長野県まで下見です


しばらくぶりでAIOLOSのクラブランに提案しました“高野辰之記念館を訪ねる”ランのコース下見に行ってきます。ずっと以前にもやった事があるコースですが、もうとっくに道などは忘れています。一生懸命地図を作って、準備万端イザ行きましょう!本当は“大倉チェン脱着所”スタートと思っていたのですが、今日は気が変わって、豊野区役所からのスタートにしました。天気予報は今一すっきりと晴とは言っていませんでした・・。


今、9時25分。青空からのまぶしい光を浴びながらのペダリングです。浅野交差点までの街中は、狭いけど単調で無く飽きが来ません。9時35分。ようやくR117。3km走りました。R18の頻繁な車の往来に比べると、ぐっと気楽なサイクリングになります。ゆるいアップダウンをこなしているうちに、不自然だった脚の動きも次第に快調になって来ました。「うわっ!忘れた!」


あんなに一生懸命作った地図を車に忘れて来てしまいました。もどる?イヤだ。しょうが無いこのまま行こう。大体の道順は頭に入っていると思います。10時05分。替佐駅です。9,85km。小用休憩です。国道に戻ると直ぐ左手に中野市豊田支所がありました。「頂ける地図はありませんでしょうか?」入って直ぐのカウンターの女性が出て来て、色々見せて説明をしてくれます。


そんなに都合の良いものはありませんでしたが、何とか広域図に帰路の道がありましたので、一部頂きました。現代的な顔立ちの美人でした。もっとこの人と居たい気持ちになりました。でも後を振り向かないで立ち去りました。・・・。結構な上り道を大体の見当で、左折します。ぐっと生活感のある道に入りました。県道416はもう一つ先にあったようです。ざあざあ流れる川に掛かる橋の向こうに、小さくかがんだおばあさんが居ます。


畑仕事のようです。「お早うございます。お尋ねします。高野辰之記念館はこの道で良いのですか?」「ああ、このまま行けば良いよ。小学校があるしね。」「有り難うございました。」笑顔を交わし合って小さいおばあさんとお別れします。川の土手に大きな木が何本かあります。そのうちの2本は“フジの木”なんですね。見事に咲いて優雅に下がっている紫の花房が、今が最高の時とばかりに、大木一面に咲き誇っています。


足下の草には黄色いタンポポが咲き、人の手が入った花壇には、薄い青紫のアヤメ(カキツバタ?)、そして赤いつつじが目を楽しませてくれます。道は曲がりながら少しずつ山の上を目指しています。小さい川に掛かっている橋があります。ざあざあ音立てて流れていた川の上流のようです。こんな小さい川の流れが寄せ集まって段々大きな川になるんですね。橋の欄干に書いてある川の名前は“斑川(まだらがわ)”でした。


所々で見る野生の藤の花に励まされながら進みますと、やがて“永田小学校”が見えました。到着です。永江集落に記念館はあります。10時37分。14,7km。辺りを花で彩られた記念館は、白壁土蔵造りの建物で、この山の自然にマッチして、辺りの景観を壊しません。入り口に“紅葉”の歌碑が立っています。以前に来た時の記憶と少し合わさってきました。今日はこの場所を確認しに来たのですから、入館はしません。


次は食事の場所を確認に行きます。ヤマザキ“Yショップ”があります。唱歌の中にある“鐘が鳴る~”の鐘のあるお寺があります。ズンズン行きますと、ナントR117に出ました。車で来るには簡単なんですね。高速の下を潜りますと直ぐに“ふるさと豊田”の道の駅がありました。その向かい側には食堂もあります。道の駅をさっと覗いてから来た道を戻ります。11時15分。21,5km。


時折雲がお日様を隠してしまう事もありますが、おおむね柔らかい温もりの日差しが降り注いでいます。鳥のさえずりが日常を忘れさせてくれるようです。再び集落に入ります。帰路です。最初に来た道を少しだけ戻って、県道362へ右折します。下りばっかと思いきや、中々どうして適当に脚に負担を掛けさせられます。“柳沢”集落です。“R18豊野方面”の表識に従って左手の道をとります。何だ!コレは!と思うほど急勾配の道が続きます。


1km程でしょうか。やっと勾配が緩くなった時、オルゴールが響いてきました。“美しき わが子やいずこ”でした。11時50分に鳴るんですね。農作業の人に伝えるのでしょう。やかましくなくそれでいてよく聞こえる音楽です。学生時代に習った覚えのある曲で、一寸口ずさんでしまいました。ペダリングが楽になって余裕が出たせいか、辺りの景色はリンゴ畑に成っている事に気づきました。既に白い花を付けている木もあります。


夫婦で手入れをしているのでしょうか。2人で作業をしている姿が見えます。向こうに見える山は何て名の山でしょう。見える景色全てが芸術に見えます。今日今この景色の中に居る自分が、幸せだなあと思いました。11時55分。28,3km。上りきった後は下りに成ります。リンゴ畑を過ぎますと、林の中の薄暗い道を下ります。どんどん下ります。カーブしながら未だ未だ下ります。


気を引き締めてブレーキングも慎重に・・。12時01分。ナント、R18“大倉”交差点に着きました。31,9km。下り道の速い事!後は余裕でスタート地点の“長野市豊野区役所”に戻ります。12時18分。今日の総走行距離は37kmでした。キツい所もありましたが、わずかですから押して上がっても良い訳ですし、何しろどこを見ても絵の様な景色ですから、疲れも忘れる事でしょう。良かった良かった!


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2017-05-02

2017年4月30日(日)  すごいぞ!27℃だ!   [晴れ][晴れ]


今日は今年初めての“初心者サイクリング”の日です。ナント27℃にもなると言う予報です。8名の参加者のうち、お一人が急遽欠席になった為、7名のサイクリングになりました。目的地は“名立ろばた館”です。往復55kmほどかと思います。9時集合でしたが、お一人が約35分の遅刻となって、9時35分の舟見公園スタートです。簡単に注意事項を伝えて、早速スタートです。


無風かと思えるくらい海は静かで、さざ波程度の波打ち際です。今日の参加者はほとんどもうかなり走れる人ばかりで、ボクは後続をあまり気にしないで走る事が出来ます。それでも初参加のHJさんに基本を言いますと、それなりに納得して頂ける事もあったようで頷いていました。郷津のコンビニ、そして不動滝、名立駅と休憩を入れて、その都度何かと語りかけながら、基本の大切さを分かって頂きます。


“宝田小学校”へ寄り道します。海から約3km程内陸にあります。ここまで入ると、もう海に近い学校と言うよりも、中山間地の小学校という雰囲気になります。木造の学校は最近建った学校にしては趣があります。すぐ前には早瀬に近い川が流れ、白い雪に覆われた山が遠景にあって、もう野良仕事に出ているおじさんおばさんの姿が、季節感一杯で動く絵本の様です。白い残雪の山は、火打山と焼山かと思います。


大きく深呼吸をして良い空気を一杯吸い込みます。暖かい良いお天気です。更に川の上流に向かって走り出します。11時30分。20km地点です。緩やかな上り道をのんびりペースで進んできましたが、あまりの美しい景色に渓流に掛かる橋の上で、皆で手を振っている所を、MKさんにカメラに収めてもらいました。ここからは自転車ガールのTNさんに先頭を走ってもらい、後ろから皆さんの走り方を見せて頂きます。


なだらかな上り道を、海岸沿いの国道8号線から約10km走ると、右手に“ろばた館”が見えてきます。11時50分。26,4km。ろばた館に到着です。途中休憩後走り出しの時に“立ちコケ”したHKさんが「足が痛い」と顔をしかめています。もう慣れているはずなのに、いつでも緊張感を持って自転車に乗らないと、何時 誰が“事故る”か分からないものですね。


「お尻が痛いです」「肩がこります」と、言う人もいます。「乗り方を一工夫してみて下さい」とアドバイスします。さあ、丁度お昼の時間です。入館料は入浴しないと無料なんですって!ボクとMKさんだけが入館料¥400を払います。後は昼食代だけです。うどん、ラーメン、カレーなどです。メニューに特徴が無いですね。大型連休初日の今日ですから、大広間は座る所が無いのでは・・と心配していたのですが、予想は見事に大外れ!


広~い広間に数人しかお客さんはいませんでした。ボク達7名は囲炉裏を囲んで、思い思いの場所に座り、食事をする事が出来ました。それほど大きくは無いお風呂にも、どなたもいなくて、ボクとMKさんとで“2人占め?”状態でした。明るい昼間っから入浴って、又気持ちの良いものですね。13時40分。外に出て玄関先で“パンク対策・チューブ交換の実際”を行います。


どなたも手順は分かっているのですが、うまく出来ない作業の様ですね。慣れる事でしょうね。自転車ガールのお2人にやって頂きました。見事な手さばきで「さすが!」と拍手を送りたかったのですが、もう少し慣れた方が良いかと思いました。チューブ交換講習が修了しましたので、さあ帰路にしましょうか。14時です。いきなり来た道を引き返すのではなく、もう少し先に岩肌に“石仏群”が置いてある所まで行く事にします。


ここはどなたも知らない所でした。約1kmほどですが、もう少し上ります。お昼休みをして休めた脚には、力が入らなくてやたらにペダルが重いです。名立川を渡ります。橋の向こう岸は切り立った岩山です。その岩肌をくり抜いた沢山の窪みに、石仏が安置されています。昔ここら辺りの川底が深くて、川を渡るには難所だったとか。命を落とした人もいたのでしょう。石仏を祀って安全を祈ったのでしょうね。


道とも言えないような道を、よじ登るように少し高い所にまで上がりますと、仏像さん達はここにもいらっしゃいます。ざっと30体以上はいらっしゃいます。川の流れが目の下に、ザアザアと音立てて渓流になって流れています。こんなに見る価値のあるものを、管理もしないで無造作に風雨に晒しておくなんて・・。さあ、今度こそ帰り道です。「帰り道は全部ダウンヒルですよ。下り道こそ気をつけてね。」


とは言え、やはり下りは楽ちんですし、心浮かれます。14時15分。27,6km。自転車ってつらい上り道ばかりじゃ無くて、嬉しい下り道もあるので楽しいんですね。緩やかなスロープの下りが延々と続きます。途中新幹線レールの下で一息入れて集結しました。皆さんニコニコ顔で何も問題は無いようです。更に海に向かいます。14時42分。39,2kmで“うみてらす名立”に到着しました。


往きに見た美しい景色は、今度は反対向きの景色になって、しかもどんどん後ろへ飛んで行ってしまうので、景色を味わうのなら少し上り気味が良いようです。うみてらす名立では、海鮮祭りが行われているようで、入り口付近が賑わっています。少しフリータイムにします。カニ汁とか浜焼きとか串焼きなどの食べ物の他、ワーゲンショウ等もやっているようです。ボクとMKさんはソフトクリームで体を冷やします。「あ~うまいなあ!」


いつ頃から置いてあるのでしょうか、サイクルラックがあります。5~6台ようの長さです。確か去年辺りからサイクリングの人向けにポンプも置いてあると聞いていたのですが、どこにあるのでしょうね。15時15分。さあ、舟見公園目指します。他のサイクリンググループの集団とも出会いました。声掛けあって挨拶をして、安全も確認します。往きには朝凪で無風状態でしたが、帰りはかなり強い追い風です。


調子に乗っていると、いつの間にメーターは30km/hを超えています。ボクだけ一人飛び出しているのかな、と後ろを確認しますと、自転車ガールのTNさんが直ぐ後ろにピッタリ追走しています。もう皆さんすっかり立派なサイクリストです。日差しがやや傾きかけて来た16時10分。朝出た“舟見公園”に戻りました。予定通り56kmのサイクリングでした。


走っていると27℃が暑いとは感じませんでしたが、今日はほんとに良いお天気で、快適な1日でした。いろんな場面を経験する事によって、どんな場面にも対応できるようになり、一人で走れるサイクリストになって行きます。次回は6月25日(日)です。又違う体験が出来る場所を予定しています。サトウの“60分講習”受講されている方は、是非次回には参加して見て下さいね。何か得るものがあると思いますよ。


《自転車ガール 綱嶋 香澄さんの感想です》


  今年第1回目の初心者サイクリングでした。
今年もみなさんとロードバイクできると思うととても嬉しいです。この日は上越の最高気温は27℃!走っている間は風を切って気持ちいのですが、止まると暑さがじんわりと体に伝わって、夏だなぁ~と思う瞬間が何度かありました。


自転車道では海を眺めながら、途中トンネルも走りながら、気持ちいいサイクリングでした。自転車道を外れてからは川辺を走ったり山々を眺めながら走ったりいろいろな景色を楽しみながら走ることができました。
帰りは風が強く、時折横に煽られたり、向かい風になったりと大変な場面もありましたが、無事にゴールすることができました。


冬季の間は、ロードバイクご無沙汰していましたが、今回のイベントをきっかけに今シーズンもどんどん乗りたいと思います。
次回のイベントも楽しみです。



《自転車ガール 高橋 菜々さんの感想です》


こんにちは!自転車ガールの高橋です。
今年最初の初心者サイクリングは直江津・船見公園を出発し、名立区にあるろばた館を目指す旅!前日の悪天候はどこへ?というような快晴で、とても気持ちのいいサイクリング日和でした。道中サイクリングを楽しむ方にたくさんすれ違い、自転車の季節がやってきたな!と感じました。みなさんとても楽しそうで、私もワクワクしました。


ほとんど向かい風はなかったのですが、横風でぐらつきヒヤリとする瞬間が何度かありました。今年自転車を始めて2年目になりますが、初心者サイクリングではこういったヒヤリ体験やうまくいかなかったことなど、すぐに佐藤さんや参加者のみなさんと共有しアドバイスをもらえるので、今年も一年、初心者サイクリングで楽しみながら練習していきたいと思います!


今回も参加者のみなさんと完走することができ、楽しいサイクリングとなりました。次回は6月の開催ですが、初夏の新緑を楽しみながら爽やかなサイクリングができるのではと今から楽しみです!


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